志水辰夫「行きずりの街」

読書感想

かつて高校教師をしていた波多野は生徒と関係を持ち卒業後ではあったが結婚したという事から名門高校から去ることになって しまう。12年後塾講師として田舎で生活をしていた、塾生の広瀬 ゆかりが東京に出て消息がわからないので調べていくとひょんな ことからかつて自分が高校をなぜ辞めなければならなかったのか の理由があきらかになる。

そして今は離婚しているが結婚して いた生徒ともめぐりあう。12年という歳月が二人を成長させるに は十分な時間であった。果たして広瀬ゆかりはなぜ消息をたった のか? そして波多野は過去の自分をふっきれるのか? 教師と生徒の恋愛はタブーなのか? 卒業してしまえばそんな タブーはなくなるのか?というありきたりの設定ではじまります。

そして広瀬ゆかりを探していくうちに徐々に過去の自分を清算 していくというように感じました。 人間とはどうやって生きていく のがいいのだろう?というメッセージがあったのかもしれません。

ちなみに、教師と生徒の恋愛ですが在校中であっても特に問題 はないと個人的には思っていますが世間はそうみることができ ないのもまた事実なんでしょう。

 

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Posted by クロスパール