山田悠介「ニホンブンレツ」

読書感想

日本の首都「東京」そして何かにつけて対抗意識を燃やす「大阪」。
あるとき二つの都市がそれぞれを罵りあい、中部地方にベルリンの壁、
そして万里の長城のような「壁」を作り完全に「東日本」と「西日本」
に分断してしまいます。
主人公、東条博文は広島出身であったがそのときは教師になるべく、
東京で勉強している最中に事がおこり西日本には戻れなくなる。
そして恋人の西堀恵は東京で半ば同棲していたが広島の実家にたまたま
帰郷していたことによりまったくあえなくなってしまう。
完全に情報、行き来ができなくなってしまう。
「壁」ができて5年後、博文は念願の教師になったものの学校の教育で
は「西日本」は敵だ、悪魔だということ嘘八百を並べて教えるように国
から指示される始末。もちろん逆らえば、教員免許は剥奪、そして・・
・どうなるかはあきらかだった。
そして、両国が争い合っている小さな島に兵士として上陸することにな
って博文だが、そこでは博文の東日本は博文だけを残して全滅。
ここで博文の頭にはある策が浮かぶ。それはこのドサクサにまぎれて西
に潜入すること!
なんとか無事に西に潜入したものの、西日本は東日本よりひどい有様だ
った。階級制がしかれ奴隷までいる。博文は目を疑ったが現実なのだ。
一度はつかまったものの、父親が議員ということでなんとか釈放される
そして、忠誠をみせるために奴隷の監視官となる。
そこで、みたものは・・・・・かつての恋人、恵だった。
博文の階級「華族」と「奴隷」は決して結ばれてはいけないとなってい
る西日本の体制からなんとかしようとする博文。
そしてなんとか西日本を脱走しようとするが・・・・。

本日はブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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Posted by クロスパール