山田悠介「キリン」

読書感想

ジーニアスバンク・・・世の中では優秀な遺伝子を残したいという
女性の願望かなえる為に優秀な精子のオークションがおこなわ
れていた。 主催するジーニアスバンクでのオークションに参加
していた皆川厚子は今日こそは最高の精子を競り落とそうといき
こんでいた。 首尾よく競り落とすことに成功した厚子は早速病院
にいき処置をしてもらい妊娠した。
生まれた子供、秀才は厚子の英才教育もありものすごい知能の
発達で周りのものを驚かせた。 しかし厚子は秀才の容姿がな
んとなく気に入らずさらに完璧な子供を作るために再びオークション
に参加する。 そして今度はノーベル化学賞受賞の精子を手に
入れることに成功し生まれたのが麒麟だった。
麒麟も秀才に負けず、知能が高くそれに厚子にも懐いていたの
で知らずに厚子は麒麟だけを溺愛するようになっていく。
しかし、その栄光はいつまでも続かず麒麟の背中にキリンのよう
なしみができたころから徐々にくずれていく・・・。
本当に優秀な遺伝子は優秀な子孫を残すのか? 
人間の幸せとはいったい何なのか?
そんなことを問いかける作品でした。

本日はブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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Posted by クロスパール