誉田哲也「アクセス」

読書感想

高校生の雪乃は幼馴染である翔矢に通話やネットが無料になるプロバイダーがあるから登録をしてくれとお願いする。そのプロバイダーに仮登録して誰かを紹介すると自分が無料になる仕組みなのだという。しぶしぶ承諾した翔矢だったが次第にその登録をしたものに変化が表れてきた。

何故だか登録した者の電話に得体のしれない声で何度も電話がかかってくるのだ。それだけではなく携帯電話の情報が他人にどんどん拡散されていく。不審に思った翔矢は雪乃に誰から紹介されたのかを探っていくと雪乃の幼馴染の可奈子、その親友の尚美、そしてクラスメイトの丸山とたどることができた。

そして尚美が自殺してしまう。尚美・丸山・可奈子と三角関係にあった可奈子は自分に責任があると感じていたが雪乃から携帯電話のことを聞かれ自分も同じようなことがあったことを話3人は原因追究をしていく。

行きついた先はこの世のものではない者たちの世界だった。

携帯電話が普及し始めたころの話だろうか。そしてそれに夢中になる高校生。話の流れがとても速く疾走感あふれるストーリーです。主人公「可奈子」の精神的に弱々しい前半部分からたくましく成長した後半部分は読んでいて心がわくわくしました。

途中バーチャル空間に話が飛ぶのですがそこでの可奈子と尚美の友情、そして丸山の可奈子を思う気持ちがひしひしと伝わってきます。

最後のおちは読めましたがそれはそれで妥当な流れだなと思いました。

誉田哲也「アクセス」お薦めです!

本日はブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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Posted by クロスパール