誉田哲也「黒い羽」

読書感想

君島典子は右肩にある瑕に幼いころから悩まされてきた。治療法が見つからないまま時間だけが過ぎていくがその中で遺伝子治療を行わないかという打診をされる。意を決して治療をすることにした典子は山奥にある研究所に向かうが途中で事故にあってしまう。
なんとか徒歩で研究所に辿り着くもそこには人の気配が忽然となくなっていた。所内を探索していくうちにいくつかの奇妙な遺体と遭遇する。 
この建物内にはナニカいると察知するのだった。

序盤からスピード感あふれる展開で一気読みしました。特に研究所に入ってからのスリルはたまりません。変死体は誰の仕業なのかを研究所の記録をもとにひも解こうとします。その中でどうやらこの研究所では治療を行っている気配がないことに気付きます。そして典子と同じような瑕を持つものが集められている事。

「瑕」を中心に話は進みますが典子の淡い恋、家族の絆、兄弟の絆が色濃くでてきて読み手をあきさせないと思いました。最後にはすべてを受け入れて強く生きていく姿に胸打たれます。

本日はブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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Posted by クロスパール