金融資産3000万までの道2~転職・初めての保険~

21歳で初めて転職を経験した私は働く環境でこんなにも自分の気持ちが違うのかと感じました。というのも最初に働いた会社は昔の丁稚奉公気質が強くてまるで小間使いのようにあくせく働いていました。知識も技術もない新社会人だったので雇う方はそれが当たり前だったと思っていたのかもしれません。そんな待遇だったのでもう仕事に行くのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。そこで転職を決意したわけです。

同じ業界への転職でしたが今度は個人経営ではなく会社組織への就職でした。ここで個人経営と会社組織ではやはり資本金が違うということもあり福利厚生に大きな違いを感じました。また制度というものがしっかりあり個人経営の社長の一言で何でも簡単に決まるということもありません。そして特定の人をえこひいきしたりすることもないので個人経営よりも会社組織の方が合理的であると感じました。当時はそう思っていたのですが現在ではそうでもないと感じています、というか会社組織もまったく合理的でもないし、えこひいきも普通にあります。このころは私もまだまだひよっこだったのでそういったことも何も見えていなかったのでしょうね。

会社組織ということもあり国民年金から厚生年金へ、国民健康保険から社会保険へと変わりました。当時はこういう制度のこともほとんど知りませんので何だか訳が分からないままに書類を提出したらなっていたという感じです。

そして御多分に漏れずといいますか保険のおばちゃんから保険を購入しました。養老保険で30年満期のものでした。毎月2万の掛け金で30年満期になると800万になるということでした。私はこのころ金融知識はまったくありませんので単純計算で2万×12か月×30年=720万になるのですごいお得だと感じた記憶があります。

もちろん保険なので入院した場合もお金が支払われますが30年後に貰えるお金は変わらないというのにもすごい太っ腹だなと感じました。しかしこの保険は全く使うことがありませんでした。そうずっと健康だったのですよね。

実質720万が30年後に800万になるのはお得なんでしょうか?仮に同条件で利回り2%で複利計算してみると次の金額になります。

約990万

つまり保険は全然お得じゃありません。資産運用において保険はなりたたないということがよくわかります。ちなみにこの保険の利回りは0.7%程度ということになります。今から考えるとばかばかしいと思いますが当時はこういう考えもなかったので致し方ありありません。

転職して給料や休みも増えていいことづくめでした。個人経営のところだとほとんど休みがなく週に1回、その1回も何か仕事ができると出勤してくれという今でいうブラックのようなことは日常茶飯事でした。ただその頃は働き始めて経験が全然なかったのでそれが当たり前だと思っていました。知識がないことや当たり前といったことは本当に怖いことですね。

休みの日はほとんど寝ているような1日が多かったです。そのおかげでというかなんというかお金は使う暇が全然ありませんでした。貯金をしようという意識はかけらもなく単に使わないから貯まっていったという感じですね。

今でもそうですがこの使わない生活が根底に根付いているのでお金を使うということにあまり関心がありません。当たり前のことですがお金を貯めるには投資をするのもいいんですがお金を使わなければ必ずお金は貯まっていきます。

個人経営→会社組織と移ってきてお金の面でも少し増えてきました。このころは100万程度の貯金があったと記憶しています。実家に6万入れて5年程度で100万ですから年間20万の貯金をしていたことになります。最初の2年が月11万、次の3年が月14万ぐらいだっと思うので実家に入れる6万を引くと5万、8万ぐらいが自分の自由にできるお金でした。そう考えるとかなり余裕があったように思いますが若かった頃もありPC、オーディオ製品にかなりお金を使っていましたね。懐かしい思い出です。

そして再び転職することになります。

1994年末 金融資産100万