石持浅海「ガーディアン」

ガーディアン (光文社文庫)
石持 浅海
光文社
2010-05-20


”小学生の頃、父親を亡くした勅使河原冴は自分に危険が及びそうになると不思議な力で守られていることを感じていた。決して相手に攻撃するのではなく自分の身を守るためだけに働くこの不思議な力のことをいつしかガーディアンと呼ぶようになっていた。それは父親が死ぬ間際にずっと守ってやるという言葉を残していたからだ。

そんな中同僚が死亡してしまう。その同僚は冴の横を滑るように階段をかけ落ちて行った。ガーディアンの仕業なのか?それならば何か危害を加えられようとしていたのだろうか?身に覚えのない冴は戸惑ってしまう。

しかし真実は意外な方向へと進んでいくのであった。”

石持浅海作品をかれこれ10冊以上読んできていますが、設定があまい部分が出てくるので本格ミステリーを読みたい人にはちょっとツッコミどころが多いと感じます。
それでも私のように雰囲気でさくさくと読めればいいという人にはちょうど良い作品になっています。

今回の作品は冴本人の時代と結婚後の冴の子供の時代に分かれていますが後半の子供の時代の設定はあまいなと思いました。もう少し冴本人の時代も伸ばして良かったかもしれません。おそらくエピソードはいくらでも作れるだろうから。

コメント

  1. プライア より:

    全然関係ないコメントでめっちゃすんません。

    とあるプロ雀士が序盤でリードしたら徹底的にガードを固める雀風で「ガーディアン」って言われてて、何か聞いたことある言葉やとずっと思ってたんやが、もしかしたらこの小説やったんかな?

    って思ってググったらイギリスの新聞の名でもあるらしい。さて、真相やいかに?