横関大「沈黙のエール」

読書感想

 

母の葬式の日にもシュークリームを焼いていた父。そんな父に反発をしながらも同じ道に進んだ末っ子、里菜。そして若くして亡くなった姉、日菜と素行の悪い長男、克己。ある少年が里菜の前にあらわれたその日に父が殺害されてしまう。そして父の店も放火されてしまうのだった。真っ先に疑われたのは克己だったが、真実を話そうとしないそぶりに違和感を抱く、刑事深津。深津と克己は同級生だったのだ。

里菜の前にあらわれた少年は一体だれなのか? そして克己の真意は?

この作者の作品を読むのは2作目です。1作目の再会はとてもインパクトのある話でおもしろかったです。その後スペシャルドラマにもなりました。今回の作品も期待外れではありませんでした。

ただちょっとキャラクターの際立ちが弱い気がします。前回もそうだったのですがキャラクターの描写の書き方がうまく伝わってこないんですよね。もちろんある程度は想像でイメージするのだけど東野圭吾作品のようにくっきりイメージしにくい印象があります。

今回の話の内容は「再会」ほどインパクトはありませんでしたが一気読みできるものでした。他の作品にも期待しています。

本日はブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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