辻村深月「スロウハイツの神様」

読書感想

辻村深月さんの上下巻に渡る作品です。 スロウハイツというアパートのオーナー赤羽環を中心とする住人の模様が描かれています。スロウハイツに作家の卵が集まるという設定はときわ荘を連想させますが本質は赤羽環の恋愛だったのかなと感じました。売れっ子作家チヨダコーキの小説がもとで実際に模倣殺人事件が起こり書けなくなったチヨダコーキをいくつもの手紙を書いて救った「天使ちゃん」その天使ちゃんと思われる自分物がスロウハイツに入居してくることになるのだが・・・このあたりから物語は勢いよく動き出します。 天使ちゃんの存在はエピローグまで明かされません。後半ではそれが誰なのかはある程度予測はつきますがエピローグでの流れはやっと恋が実ったという感じがして良かったねという感じでした。 

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Posted by クロスパール