東野圭吾「聖女の救済」

読書感想

真柴綾音の夫である義孝が死亡した。他殺であることはほぼ間違いないが動機・物証の判明がなかなか進まない。そこでガリレオこと物理学者である湯川学のもとに物理的に犯行は可能なのかどうかを検証してもらう。
検証の結果、湯川出した答えは「虚数解」。
理論的には考えられても、現実的にはありえないというものであった。 果たして犯人はどんなトリックで殺害を試みたのか!?
ガリレオシリーズでは「容疑者Xの献身」が一番心を動かされていましたがこの作品はそれに追従、いや並ぶぐらいにおもしろいです。 まず犯人が誰かというのは最初にわかります。物理的に解明していくこのシリーズでは先に犯人がわかるストーリーは決して珍しくはないと思っています。
犯行理由・女性の執念・人間の価値観が絡み合い進んでいく物語でとても興味深かったです。

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Posted by クロスパール