東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」

読書感想

ある劇団の7人がオーデションを勝ち残って山荘で合宿をします。そしてその山荘宛に届いた手紙には監督からの指令でその山荘は雪に囲まれている。電話も使えない。という設定で実際に生活してみることと記された手紙が届きます。元来そういう破天荒なことをする監督なので特に何も考えず指示通りに7人は生活していきます。2泊3日の生活なので特に気にも止めず、スタートしますが最初の夜にそのうちの一人が忽然と姿を消します。

そして、絞殺された死体と書き記された紙が遊戯室においてあります。誰かが監督のスパイとしてもぐりこんでいてこの手の込んだ演出をしていると誰しもが他人を疑いはじめるのですが、オーディションで別の劇団からきた久我和幸だけが何か違和感を感じます。 そして、2日目の夜もまた一人劇団員が忽然と姿を消します。また演出だと思った他の劇団員だがこんどは凶器と思われる花瓶に本物の血がついていることが発見される。 電話も設定で使えないことになっているがそんなことをすると失格とするという指示があるので次の配役のことが頭にちらつき誰も連絡しようとしません。誰かがしようとすると全員失格となるといい誰かが止める始末です。

いよいよ疑心暗鬼が深まったなかでどんどん推理を展開していく久我和幸が周りに意見を求めたときにでた一人の元劇団員の名前が出たと途端に空気が変わります。

麻倉雅美・・・この劇団員の悲劇からすべては始まっていた。 忽然と消えた2人は本当に死んでしまったのか?それとも・・・?

そして、2重3重にも張り巡らされた伏線。

最後、久我和幸がすべてのなぞを解き明かしたとき、出てきた黒幕とは・・・?

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Posted by クロスパール