東野圭吾「放課後」

読書感想

東野圭吾デビュー作「放課後」を読みました。

出版順には読まずばらばらに読んでいますが、デビュー作を読み終えての感想は東野圭吾は常に進化していると感じました。

今回のデビュー作「放課後」ではタイトルどおり高校の放課後が主な舞台になっています。 密室の更衣室で生徒指導部の教師が死亡する。果たして、自殺か他殺か?それと平行して進む学校内での行事、教師同士の推測、生徒の推測そして物語の核となるアーチェリー部の動向。謎解きが一転二転するストーリーに一気に読みきってしまいます。そして最後教師が死んだ理由がわかったとき、高校生とくに思春期の女の子こころの揺らぎをみた気がしました。

まったく同じことが年齢を重ねたときにおこったら・・・・、また違う結果になっていたのかもしれません。

 デビュー作にして完成度の高い東野ワールドをみなさん、ぜひご堪能ください。

 

放課後 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社
1988-07-07


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Posted by クロスパール