今邑彩「いつもの朝に」 

読書感想

日向沙羅の二人の息子、桐人と優太。
兄の桐人は成績優秀、スポーツ万能の14歳、弟は何をやっても
長続きしないチビの13歳。そんな二人に人生の分岐点が突然
訪れる。それは優太が小さい頃から持っていたくまのぬいぐるみ
の中から出てきたある一通の手紙から始まる。
そこにはある人物に会いに行け、そこに全ての真実があると。
ある人物にあってからの物語の展開が物凄く引き込まれます。
そして「真実」を見つけた兄弟は力をあわせてその真実と向き
あうがまた新たな疑惑が芽を出して下巻に続いていきます。
兄弟がいたり、家族の仲があまりうまくいっていない人が読めば
とても心に響くと思います。
母親である沙羅、桐人、優太それぞれの立場がある中で絆を
テーマに書かれています。 過去に何があったのか? そして
その過去を背負うことの意味、親子、兄弟の関係とは何なのか?
そんなメッセージが織り込まれた中で物語りは進み、最後には
心震える感動へと導かれていきます。
今まで読んだ中で一番感動した物語かもしれません。


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Posted by クロスパール