今邑彩「双頭の蛇」 

読書感想

どうやらこの作品も含めて「蛇神」「翼ある蛇」「双頭の蛇」という
3部作になっているようです。
前2作で曖昧で終わっていた部分も描かれていますが今回の
作品でもいまひとつ歯切れの悪い終わり方だと感じました。
長野県に古くからある「日の本村」というところで奇祭が行われて
いたがそれは世間には知られているものとは実際はかけ離れて
いたものであり、絶対に秘密にしておかなければならないもの
だった。その村では日女(ひるめ)と呼ばれる女性がだいだい
大切に育てられてきた。そして日女には神紋と呼ばれる蛇の鱗
に似たものが体のどこかに痣としてあらわれるという。
日女を中心に神の怒りを起こさないための祭りであったがその
村に伝わる古文書を読み解いていくと本当はそうではないことが
わかってくるがそれはほんの一握りの人間しか知らない事実で
あった。そしてついに双頭の蛇があらわれる。

双頭の蛇 (角川ホラー文庫)
今邑 彩
角川書店
2002-01-07


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Posted by クロスパール