今邑彩「i 鏡に消えた殺人者」 

読書感想

作家 砂村悦子が自宅の密室で殺されているのが発見される。
奇怪なことに犯人と思われる足跡が鏡に向かってつけられていて
鏡の前で忽然と足跡が消えていた。 そう、まるで鏡の中に入って
しまったように・・・。
貴島シリーズ第二弾の作品です。
大きな謎は二つあるのですが一つは密室の謎です。なぜ鏡に
向かっていた犯人の足跡は忽然と消えてしまったのか?
もうひとつは作家である悦子の原稿が部屋から消えていたので
すがなぜ消えていたのか?
ひとつめの、鏡のなぞはおそらくすぐに推理できると思います。
しかし、原稿の謎はちょっと複雑です。全体を通して注意深く読んで
いなければはっきりと理由がわかりにくいかもしれません。
この作家の特徴かもしれませんが本題の事件が片付いたと
思わせて、少しだけ謎を残しているんですよね。 そしてその謎を
エピローグで紐解いていく。こういう書き方結構好きです。

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Posted by クロスパール