山田悠介「種のキモチ」

読書感想

”アタシ”と呼ばれる女の子は蔵に20年閉じ込められていた。花が大好きなアタシはいつしか自分自身が植物と化していた。そして新種の花を咲かせ「新月美人」と名付けた。そして枯れ果ててしまった。

その後、種子が広がり次々と花を咲かせるのだがそこから進化が始まり新月美人は同じ顔の女性へと変化していく。最後にはアタシの意識がある女性の体を乗っ取ってしまう。

話のストーリーは山田悠介らしいですが昔のものより質が劣化したように感じます。とにかく勢いだけで書いて合理性はまったくないので、「なんで?」ということが頭にたくさん浮かびました。(合理性を求めるのもどうかと思いますけど)

アタシ自身が復活するのではなく”アタシノコドモ”として復活した方がおもしろかったんじゃないかな。途中の流れももっと伏線を入れて最後につなげた方がいいと感じました。

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Posted by クロスパール