宮部みゆき「火車」

読書感想

消費者金融を題材とした小説です。「火車」とはよく言ったものです。

 破産手続きをした弁護士からこういうセリフが出ていました。
「お金の勉強をしてない人間にクレジットカードローン・住宅ローンなんかを
 ばんばんさせる社会ってどうなんでしょう? まるで自動車を無免許で運転
 しているようなものですよ」 と。
またこんなこともいっています。
「今ではしゃれてローンなんていってますけど、借金なんです。その言葉に
 ごまかされている」 と。

逃げて逃げて最後には正体を突き止められてしまいます。今ではここまでうまく何度も借金できないと思いますが数十年前なら可能だったのかなと思いました。また「お金」の魔力はやはり人間を動かす原動力の一つになっているとも感じました。

関連コンテンツ


Posted by クロスパール