山田悠介「パーティ」

読書感想

4人の若者が山を登る! 1人の女を目指して! 物語は過去と現在と交互に進んでいき小学生の
ときに転校してきた1人の女の子と4人の男の子の物語。女の子は心臓が悪く前いた学校ではいじ
められていたが4人の男の子と仲良くなることによっていじめもなくなり充実した日々を過ごして
いく。そして、小学校、中学校、高校と進学していくがある事故がきっかけで女の子は死んでしま
う。なんとか心臓移植をさせたいと考えた4人は犯罪までしてお金をつくるが詐欺にあってしまい
・・・。それからというものその詐欺の主犯を探そうとやっきになるが見つからず途方に暮れる毎
日を送っていたがある一通の手紙がきたことにより再び4人は終結する。山の頂上には何があるの
か?

感想
 過去と現在が交互にかかれてあり最初は少し戸惑ったが後半からはその書き方のせいでどんどん
深みに入ってしまいました。どこかにありそうなシチュエーションですが一人ひとりの意思が強く
女の子を守ることだけに人生をささげてきた、それが生きがいと思えるほどの4人が女の子を失っ
たときの悲嘆のくれようはとても切ないですね。犯罪すらおかしてしまうほど強い気持ちをもった
ことはある意味やっていることは悪くても同情してしまいますね。それもこれも医療体制の歪から
でてくる問題もあるんでしょう。犯罪自体はあくでもそれをする動機が純粋なものとなると同情し
てしまいます。私も大切な人を守るためたら犯罪すらおそれないかもしれません。

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Posted by クロスパール