柴田よしき「風精の棲む場所」

読書感想

”京都・北山の奥深く、“地図にない村”へやって来たミステリ作家・浅間寺竜之介と愛犬・サスケ。
村祭りの奉納の舞を見てほしいという少女に誘われたのだ。
通し稽古の会場で、幻色の蝶を模した優美な舞に、竜之介は圧倒される。

舞手はすべて若い女性で、祭りの前日に、近親を集めて最後の稽古舞が披露された。
悲劇は舞の終幕とともに始まった。舞手のひとりが、衆人環視の下、しかもわずかな時間の隙に、刃物で胸を一突きにされて殺されたのだ。
竜之介はやがて、ある可能性に気付くが・・・。
美しくも切ない痛み、「消えた乙女の伝説」、そしてゼフィルスの棲む場所とは・・・。”

猫探偵正太郎シリーズにも登場する浅間寺竜之介が主役の物語です。柴田よしき作品ではこのようにある小説のキャラクターが飛び出して主役として躍り出ることがあります。このような書き方もファンにとってはありがたいものだと思います。

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Posted by クロスパール