柴田よしき「いつか響く足音」

読書感想

かつては理想郷、今となっては古臭いだけのこの団地。借金まみれのキャバ嬢に、息子夫婦から絶縁された老女。猫に執着するカメラマンや、多額の保険金を手にした未亡人。みんな孤独で、寂しくて。どこで道を間違ったのだろう? あの甘やかで、温かな場所に帰りたい──。それでも他人同士が肩寄せ合う空間は、なぜだかとても心安らぐ。”

一昔前のご近所の人間関係を描いた作品だと感じました。現在では周辺住民にあまり干渉しないようになっていますがちょっと前までは近所のおばちゃんが他人の子供に注意するのなんて当たり前でした。読み終わると懐かしさがあります。

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Posted by クロスパール