20代・30代は老後資金など考えずに本業に全力投球するべし

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私が20代・30代の頃は老後のことなんてまったく考えたことはなかったように思います。すでに20~30年前のことなので時代背景が違いますが根本的な人生が豊かになるような生き方は変わらないような気もしています。

経験則になりますが20代・30代の時期を本業に全力投球した結果、45歳でセミリタイアすることができたと感じています。

経済状況がかなり違う、情報伝達も大幅に違いますから今の20代・30代が老後に対して不安を覚える機会は多いかもしれませんが、その老後を楽しく過ごす為には本業に全力投球することが一番の近道ではないでしょうか。

自分軸を作ることが人生を有意義にする

サラリーマン生活は社畜などの言葉で揶揄されていますが私自身はあまりそういった悲観的な気持ちになったことはありません。もちろん何かしらの不自由は感じたことはあるのですがサラリーマンという本業から得たスキルや経験は人生を豊かにするために大きく役立っていると感じています。

スキルや経験というものは働く場所によって大きく違いますが、そこで培われた「自分軸」は生きていく上でとても心強いものとなります。

自分軸と聞くと頑固で融通が利かないわがままな印象を受けるかもしれませんが、他人の意見を聞きながらも自分で考えて行動できることと考えてもらえばいいでしょうか。

「自分で考えて行動する」

この一連の流れは誰でもしているようにみえても行動できていない人はかなり多いと感じています。サラリーマン生活では上司や先輩から指示を受けたらすぐに行動できると思います。

指示待ち人間ではありませんが私たちは義務教育を通して誰かに何かを言われると行動しやすいパターンに陥っている場合があります。

私も新人のときは言われたことを一生懸命にやってきましたが、ある時から言われたことをやるにしても、より効率良く精度が高いことを念頭に相手の予想を上回る結果を出すことに努力するようにしました。

こうしたことを繰り返すことによって「自分で考えて行動する」ができるようになり「自分軸」が生まれると考えています。

自分軸ができることの優位性

上記ではサラリーマン生活を本業としましたがその他でも理屈は同じです。多くの経験を通して培ってできた自分軸があるとその後の人生では良い影響しかありません。

私は仕事がら多くの人間(延べ300人)を見てきましたが自分軸がある人ほど楽しそうにしていることが多いと感じました。何かを選択するときに本来は自分の意思が100%のはずですけど、自分軸がない人は他者の意見を考慮しがちです。

うまくいった場合はいいですが、そうでなかった場合は他者の意見を考慮した分もやもや感が残るのではないでしょうか。つまり自分軸がない人は他人に責任を転嫁する要素があることなんです。

100%自分で責任を負わない分、楽な面もありますがそういった形で人生をすすめていくと誰の人生かわからなくなる時がくるような気がします。

自分の行動に自信がない人はどうしてもゆらゆらと揺らぎがちです。こういうのって周りの人からはすごく敏感に察知されていると思うんですよね。結果として良い仕事がまわってこない、良い人間関係を築きにくいということに繋がりやすいと考えられます。

自分軸という他者の意見を取り入れながらもより良い選択を自分で考えて行動できることによって自責100%になりますから良い意味で自信満々になりやすいです。

自信過剰はいけませんが自信に満ちた言動は周りに良い影響を与え、自然と自分に返ってくるものだと感じます。

自分軸とは自分がどう生きていきたいかという信念に置き換えることができるかもしれませんね。

20代・30代の老後資金問題~副業や資産運用はした方が良いのか!?~

20~30年前と時代は大きく変わり、現在の20代・30代の大幅な昇給というのはあまり望めなくなっているように感じます。日本経済の鈍化ということもありますが慢性的なデフレを脱却できていないこともあり、企業も体力が落ちてきています。

仮にインフレになり企業の収益が伸びて昇給率がアップしても、今度は社会保障費や税金が重くのしかかってきますよね。サラリーマンは給与明細を細かくみる人は少ないかもしれませんが社会保障費と税金の金額をみると、こんなにあるのかと感じるでしょう。

そこで老後を考えるとお金の面で不安があるので副業や資産運用ということに目がいきます。本業の収入が十分であればこういったことはあまり考えないと思います。実際私は仕事が忙しかったということもありますが40歳手前までは副業や資産運用を考えることはほぼありませんでした。

何となく資産運用を始めたのは35歳ぐらいからで本格的に取り組んだのは40歳になった頃でしたね。副業についてはほとんど考え事はありませんでした。自分に副業で稼げるだけの才覚がなかったという理由もありますが本業の収入で十分満足していました。

20代・30代の副業について

基本的には本業に集中した方が良いと考えます。しかし一定の条件を加えるなら副業もありだと思います。その条件とはお金の為ではなく英気を養うことができることです。

20代・30代はまだまだ体力がありますから多少無理をして休日に労働時間を増やせばお金を得ることはたやすいです。しかし体力と時間には限りがありますから必然的に得られるお金にも限りがあることになります。

またお金の為だけに労働時間を増やすことは長く続かないでしょう。あり大抵の言葉で言えばモチベーションが維持できずに疲労度もアップしてしまうと思います。

それだったら本業のみに集中した方が良い結果が得られると考えられます。

ボランティアとまではいいませんが多少お金の入りが少なくても自分が楽しいと感じられる副業があるならやった方がいいと思います。楽しいと感じられるのであれば本業とは違った新たな視点でみることもできたり、副業での人間関係も良好になり今後の人生にも好影響をもたらす可能性が高くなるからです。

20代・30代の資産運用について

副業と違い資産運用についてはやった方がいいですね。ただしこれにもある程度の条件はあります。その条件とはどんな状況になっても続けることができるような資産運用です。

「どんな状況になっても」とは例えなので続けることができない状況もあるかとは思いますが、それでもそういったことを踏まえてできる資産運用をするのが良いと考えています。

どこにも遊びに行かず、友達付き合いもなく、趣味にもお金を使わず、ぎりぎりの節約生活をして資産運用にお金を回す・・・こんな人生楽しいですか?

私はどう考えても楽しくないと思います(笑)

個々の状況によって資産運用の規模は大きく違ってきますが少なくとも20代・30代は資産運用に全力投球する必要はないと考えています。

私がおすすめするのはインデックス投資の積立ですが少額でいろんな資産運用に挑戦してみることは例えうまくいかなくても自分の経験になりその後に大きな失敗をする可能性を低くしてくれることになると思います。

私も現在はインデックス投資が良いと考えていますが、それは数々の失敗経験があるからでそういった経験がないと結局はブレてしまうと思うんですよね。

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20代・30代はまだまだ時間という武器を最大限に活かせますから、あくまで少額でいろんな資産運用をしてみることはありだと思います。

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この記事を書いた人
クロスパール

セミリタイアして関西から鳥取に移住しました。インデックス投資・日本個別株とアルバイトをしながらのんびりと暮らしています。自己紹介は「クロスパール」をクリックで。

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コメント

  1. >私はどう考えても楽しくないと思います(笑)

    若いアーリーリタイアーでまるで修行僧のようなセミリタブログをちょいちょい拝見しますが、まだ若いのに凄いなぁと思います。

    自分のような煩悩まみれの人間には到底到達出来ない境地です。

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