インデックス投資4%取り崩しの弱点を克服




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インデックス投資とはある指数に連動する運用を目指す商品になりますがここでは右肩上がりが想定される、全世界株式・先進国株式・S&P500のようなものとします。

インデックス投資の出口戦略として有名なのが4%ルールですよね。この4%というのは取り崩し開始時期の資産を基準として定額で4%とするものと、毎年・毎月などのあるきまった時点での資産を基準として取り崩す定率の4%があります。

データで見れば定率4%で取り崩す方が資産寿命は長くなるようです。しかし定率の場合は取り崩し額が一定にはならないので生活していくのには不向きだと考えています。

私は現時点では定額4%取り崩しを想定しています。この定額4%取り崩しの最大の弱点が含み損になった場合に取り崩す期間が長いと急速に資産が減少してしまうことです。

積立の方法としてドルコスト平均法がありますが価格が下がっている時はたくさん購入することができると資産形成を勉強したことがある方なら聞いたことがあるでしょう。

取り崩し(売却)するときも同じ理論になりますので資産をたくさん売却しないと定額分に達しないことになります。

だから含み益が多ければ多いほど資産減少スピードは緩やかになるということですね。

将来的に含み損益がどのように変化するかはわかりませんが少なくとも含み損のときにインデックスファンドの取り崩すことは避けたいと考えています。

それではインデックスファンドが含み損に転じるのはどのような場合か考えてみると株安・円高のダブルパンチが来た時が大幅に減少することになります。直近ですとコロナショックはありましたが参考になるのはやはりリーマンショックでしょうか。


出展 my index MSCI コクサイ・インデックス (KOKUSAI) (円) (https://myindex.jp/data_i.php?q=MS1105JPY)

こちらはmy indexのMSCI コクサイ・インデックス (KOKUSAI) (円)の年次リターンです。先進国株の指数としてよく使われていますね。

リーマンショック時は概ね50%のマイナスとなっています。

出展 yahoo finance us (https://finance.yahoo.com/)

先進国株ファンドとして人気を集めているslim先進国株のデータがあれば良かったのですがリーマンショック時には設定されていなかったのでS&P500のチャートを加工してみました。

赤線はリーマンショック直近高値からの最安値、緑線はリーマンショック直近高値の値に戻るまでです。この直近高値に戻るまでは約5年の歳月がかかっています。

逆に言えばこの直近高値で一括購入しても5年で元に戻っているということになりますね。

過去データになりますが最悪含み損期間を想定しておくなら5年を考えておけばいいんじゃないでしょうか。もっともっと過去に遡り世界大恐慌のときはもっとひどい状態ですがもはや時代が違い過ぎるので私はリーマンショック時のデータを参考にしても問題ないと考えています。

つまり5年間インデックスファンドを取り崩すことがない現金を保有していれば4%ルールにおける取り崩しはより盤石になると思われます。

我が家の年間生活費は240万ですから1200万ということになりますね。

さてこの5年間の含み損期間は一括投資した時期から下がるのみという展開でしたが実際は10~20年程度積立てる期間があることがほとんどでしょう。そう考えると含み益も増えている可能性が高いですよね。

仮に含み益が50%以上あるならそうそう含み損にならないのではないでしょうか。含み益を考慮すると30%なら年間生活費4年分や40%なら年間生活費3年分という調整をしてもいいと思います。

この辺は自分の気持ちと相談になりそうですね。私は心配症なので5年分ぐらいは準備しておきたいかなあと考えています。

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