株価暴落でセミリタイアが遠のくのは想定不足




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ツイッターやブログを見ているとコロナウイルスショックで資産が激減してセミリタイアが遠のいたという話題を目にしました。私も株式投資をしているので資産は減少していますが今のところは自分の想定内に収まっています。

おそらくセミリタイアが遠のいたと感じる方は自分の想定が甘かったのではないでしょうか?そこで私がセミリタイアをするに当たって考えていた計画を書いてみるので良かったら参考にしてください。




株式投資を代表とするリスク資産の見積もりは-50%を想定

セミリタイアをする場合は多くの方は少なからず株式投資をしていることでしょう。私もリスク資産は100%株式投資であり、約95%は先進国株式インデックスとなっています。

株式投資のリスクは基本的に-50%を想定しています。もっと下落する場合もあるかもしれませんがキリがないので私の場合は-50%をひとつの区切りとして考えているということです。

株式に5000万投資している場合は見積額としては2500万ということです。シミュレーションする時には5000という数字ではなく2500を採用した方がいいということです。

幾らなんでも-50%は多く見積もり過ぎだろうという意見もあると思いますが、そう考えるのであれば時価100%でもいいですし、-30%でもいいでしょう。この辺は各々の判断に分かれるところですが私は-50%を想定して計画しています。

だったらセミリタイアなんて夢のまた夢になってしまうと感じるかもしれませんが、案外そうとはならないんですよ。

セミリタイアの醍醐味は多少の労働をすることにある

例えば完全リタイアを目論んでいてリスク資産の減少が-50%となったりしたらかなり致命傷だと思います。私の中で完全リタイアとは自分の資産や雇用労働以外で生活していくことですから、かなり厳しいと言わざるを得ません。

独自のビジネスや自営業としてやっていける場合もありますが数としてはかなり少ないと考えています。もっとも簡単に収入を得ることができるのが雇用労働なので多くがこれに該当すると思います。

セミリタイアの場合は多少は働くという想定の下に第一線を退いているわけですから、働き方を調整すればいいことになります。しかし働き方を調整するとはいっても第一線で働いていたような働き方に戻るのであればセミリタイア失敗でしょう。

セミリタイア後にフルタイムで働いても問題ではないですが、生活の為にフルタイムで働くのと自分がやってみたい仕事だからフルタイムで働くのは雲泥の差がありますよね。

ここでは「失敗」という言葉を便宜上使いましたが、そもそも生き方に失敗なんてことはないのでお金に困ったら働けばいいんです。

ちょっと話はそれましたが要は自分の想定外にならないことが精神的にも安定して穏やかなセミリタイア生活をおくることができます。

基本的に労働収入というのは働く時間が長くなればなるほど収入も上がるものです。5時間働く人と8時間働く人がいれば8時間働く人の方が収入は高くなります。ここで考えてもらいたいのはセミリタイアしたのは時間を有効に使いたいからだったということです。

仕事が嫌いでどうしようもないのでセミリタイアしたいという理由でも仕事をしない時間を増やしたいと解釈できますよね。だから時間を使えば使うほど収入はそれなりに伸びますがその限度をどのように決めるか?ということがポイントになります。

私の場合は生活費の半分としています。予算上の生活費は年間240万としているので半分だと120万になりますね。この120万という数字はリスク資産が-50%になった場合に稼がなければならない数字です。

つまりリスク資産が増えている場合はそこまで働かなくてもいいということになります。しかし株式投資というのは現在の状況をみてもわかる通り急変したりすることが往々にしてありますので常時いくらかの収入を得ていた方が無難ということになりますね。

株価暴落でもセミリタイア生活に不安を与えない考え方

結論から言うと、資産が-50%になった時に年間生活費10年分以上あれば大丈夫。

年間生活費240万

資産5000万(あり得ませんが便宜上、株式100%)

この場合資産が-50%ということは2500万になりますが生活費10年分になりますよね。こういう想定であるならばセミリタイアしても問題ないと考えています。上記にも書きましたがこのような場合は年間生活費の半分を稼ぐことを決めているので資産+労働収入で約20年生活できることになります。

株式相場が20年間低迷することも考えられますが、20年後どのようになっているのかを予測するのは困難ですしリスクを考えればきりがありません。

私はこういう考えでセミリタイア生活をしていますが年金支給を70歳と考えているからです。仮に65歳から支給されることになればもっと安全の方に針がふれることになります。

年金についてはこのように考えています。

ここまでお話しした内容はあくまで一つの考えですからご自分のプランに合わせてアレンジしていくことが必要です。またセミリタイアにはメンタル面も影響してきますがここはやってみなくちゃわからない部分が多いと感じるので自分の気持ちがどう変化するのか徐々に確かめていくしかないですね。

ただ経済面が自分の想定内であると落ち着いて考えることができるので、セミリタイア前はメンタル面よりも経済面の方を優先して考えておいた方がいいように思います。メンタル面よりも経済面の方がはるかに想定しやすいですからね。

コメント

  1. タイトルに同感です。

    過去30年の間に、ITバブル崩壊やリーマンショック等-50%超の暴落の歴史が何度も繰り返されてきたにも関わらず、暴落が来たからといって、リタイア計画に支障が出るとか、歴史に学ばないにも程があると思いますね。

    例え、経験してなくても1回でも長期チャート見れば分かる筈なのに・・・

    これ程、襲来する事が不可避な事を想定せずに、投資をする人が多かった事に、逆に驚いた位です。

    • 山中一人さん
      まあここ10年ほどは右肩上がりでしたからね。
      私も気を付けなければなりませんが人間とは本当に学ばない生き物なんだと思いました。

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