第二領域とは
第二領域っていう言葉を聞いたことがあるでしょうか?私も最初は何なのかな?って思って調べてみたけど内容は私が高校生の時に数学の先生に教えてもらったことと同じでした。つまりこの考え方自体は30年以上前からあるということですね。
第二領域とは「緊急ではないが重要なこと、自分磨き、人間関係、健康など」です。
このことについてはTwitterのスペースやブログ記事にあげているブロガーも多数存在しています。私はどちらも見聞きしたのですが異論というかちょっともやもやしたことがあったので記事にしてみます。
第二領域とは本能に反する行動でもあるがハマると伸びる
第二領域をがんばった人とがんばらない人は今後数年で大きく差が開き埋められないほど大きなものになるという意見があったのですがこれは第二領域に限らずそうなりますよね。当ブログでは投資やお金の話をよく題材にしますが数年、何十年と勉強している人とにわかに勉強している人とでは雲泥の差があります。
第二領域のエモい所は「緊急ではないが重要なこと」ですね。「緊急かつ重要」なことは誰でもすぐに着手するわけです。着手しないわけにはいかないでしょう。しかし第二領域の場合はやった方がいいけどしなくてもいいという選択ができるわけですね。
これは悪魔の選択だと言えると思うのですが人間は誰しも楽な方に流れがちですから結果的に第二領域に手を付けない人が圧倒的に多くなるわけです。そうするとやってる人は少数になりますから一気に差が開くということになりやすいわけです。
私は以前ブログ記事としてちょっとがんばれば人生はイージーモードになるというのを書きました。これもがんばる人がほとんどいないからなんですよね。
参考記事:生きていくだけならちょっと真剣になれば日本では人生イージーモードになります
第二領域に話を戻すとある程度成果が出るのは時間がかかるということですね。そしてがんばったら成果が出るかと言われればそうでもありません。そもそも成果が出るか出ないかわからない状態でがんばれる人はこれまた少数に限られます。
私はブログを始めて17年目になりますが成果としてはあまり上がっていません。何を成果とするかによりますが収益としてはまったくダメですね。ただSNSを通して繋がりが出来たことは大きな成果だと感じています。そしてこうやってブログで発信することを続けることで自分の考え方を客観的に見ることができたり、その考えについて意見をもらえることは多大な成果です。
これは自分磨きや人間関係に当てはまるのかもしれませんね。
第二領域に着手するなら若ければ若いほどいい
また第二領域に着手するにはある程度の若さが必要です。先ほども言いましたように成果が出るまでに時間がかかるからですね。10年、20年のスパンとして考えると第二領域に着手するのは60歳ぐらいまでにした方がいいでしょう。
もちろん好きでやってることが第二領域としてのものなら問題ありません。新規に何かをするには若ければ若い方がいいですね。私のブログにしてもほぼ成果が出ないにも関わらず17年もやってこれたのはただ文章を書くことが好きだったからです。嫌々やってたらとても続かなかったでしょう。
つまり第二領域に着手することは良いことなんですけど自分の状況を考慮した方がいいということです。誰でもかれでも第二領域に着手すればいいってもんじゃないです。仕事がすごく忙しくて第二領域に着手してみたはいいけど全然続けられなかったでは意味がありません。
ただここで難しいのはやってみないと分からないことが多いことなんですよ。だから流れとしては興味があるものは手当たり次第にやってみダメだったらそれはそれで良しとすることでしょうか。私もいろんなことをやってきましたが30年の時間を要して今の心地よい形が固まってきました。
「自分にとって、家族にとって」この言葉を念頭に考えて欲しい
文章を読んでみると第二領域に否定的な感じもしますが私自身はがんばる価値がある領域だと考えています。しかし当事者の性格や状況を鑑みてした方がいいでしょうか。
第二領域をがんばると人生はより豊かに味わいのあるものになる可能性が高いと感じますが、だからと言ってそこに飛びつくのではなく今の自分にとって何が最良の選択であるのかをまず考えてもらいたいです。
その都度の選択を自分にとって、家族にとって最適化することを繰り返すことが人生をより豊かにすると思います。
コメント
その気になれば、第二領域をがんばれる時間は山ほど海ほどありますが、下記の理由で全く手つかずです。
自分磨き→向上心ゼロ
人間関係→コミュ力ゼロ
お蔭で、7年間ただただグータラしてましたし、多分これからもグータラ人生でしょうなぁ・・・
クロスパールさんのコミュ力の10分の1でも欲しいw
山中一人さん
グータラ人生でも自分が満足ならそれでいいと思いますよ。