この記事は映画レビューになりますが基本的にはあらすじは書かないことが多いです。ネットで調べるとそういったものはたくさん出てくるのでそちらを参照してもらったらいいかなと考えているからです。
レビュー記事では私が感じたことや役者について書いていきたいと思います。
平成の30年間を舞台にした映画でした。中学生ぐらいから大人になるまでの期間があるんですが小松菜奈菜奈演じる園田葵が両親からの虐待を受けているんですが助けようにも未成年だからどうしようもできないんですよね。
もう悲劇としか言いようがないんですが未成年の場合は親の意向が最優先されてしまうという法律はどうにかならないのかと感じました。
未成年ですからたしかに判断能力に乏しい面もあるかもしれませんが本人の意思をもっと尊重する形になればいいなあと思いました。
菅田将暉演じる高橋蓮は葵を守れなかったことをずっと引きずって生きているんだけどピンぼけした演技に感じました。私があまり好きではないというのもあるかもしれませんが違う役者でも良かったかなあ。
二人ともお互いの道を歩みながらも最後は一人の女の子が糸を織りなしてくれます。その女の子の母親が「泣いてる人がいたら抱きしめてあげなさい」というセリフがあるんですが、なんか心に沁みますね。
弱っている人や困っている人がいれば助けてあげたいというのは人間の本能なのかもしれません。
2時間10分という映画にしては長い時間でしたがあっという間に終わった感じがしました。こういう人生を追うという映画は好きですね。
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