
ここ数年ですが「ゆるく生きる」というニュアンスのことを聞くことが多くなったと感じます。ゆるく生きるってどういう感じなんでしょうね。
何となくイメージするのはQOLを上げるということなんでしょうけど、自分の時間を多く取りながら生活するという感じでしょうか。
私がイメージするゆるく生きるというのは自分がコントロールできる時間をより多く作るということでした。仕事をしているとどうしても自分でコントロールできない時間が多くなってしまいます。
結果としてそこにストレスが貯まる原因があると感じたからです。だからセミリタイア(資産+最小労働)という生き方を選びました。
私が考えているセミリタイアについてはこちらをご覧ください。
セミリタイア失敗とはどんな状態だろうか?
セミリタイアの定義もいろいろとあるみたいですが私は資産+最小労働で生活する生き方だと考えています。起業してビジネスをしたりするのもいいですけど一般的に最小労働というのは派遣やアルバイトの類になる方が多数になるのではないでしょうか。
よく言われるのがフルタイムで働く働き方に戻るとセミリタイア失敗と判断されることがありますね。このフルタイムで働く理由が資産が枯渇してきて働きたくないけど働く状態ならセミリタイア失敗と言えるかもしれません。
資産減少以外の理由でフルタイムで働くのは特に失敗と言えないと思うんですよね。その他の失敗と言えばセミリタイアしてみたけど何だかうまくいかなかったからサラリーマンに戻ったというものですけど、こればかりはやってみないとわからないので失敗とは違うと考えています。
総合的に考えるとセミリタイアの失敗とは資産減少により働きたくないのに働かざるを得ないという状態だと思います。
セミリタイアに失敗したらどうしたらいいか?
セミリタイアの失敗を上記の定義とするならば働けばいいです。働けばお金は入ってきますからね。ただね、こうなってしまってもその人間はダメな人間なのか、人生に失敗してしまったのかはまた別問題だと思います。
つまりセミリタイアの失敗はお金の計画の失敗であって人間性を否定するものではないと考えています。
セミリタイアとうのは生き方の一つでしかない
日本では何故か一度失敗するともう終わりだみたいな風潮があるように感じるのですがいかがでしょうか?
セミリタイアだけではないですが何かがうまくいかなくても何度もやり直せばいいと思うんですよね。
冒頭に私がセミリタイアした理由として自分でコントロールできる時間を増やしたかったというのがありますが、これを阻むのがフルタイムでの働き方です。
例えば、
A 週5勤務 月収20万
B 週3勤務 月収20万
という働き方があればどちらを選ぶでしょうか?
まあこれはざっくりの比較ですがほとんどの方はBを選ぶんじゃないですか?
月収の部分は自分が生活できる数字に置き換えてもらえればいいですが、今の日本では週5勤務しなければ生活できない場合が多いと推測します。
そしておそらくは働く時間が減少すれば収入も減少する傾向にあるでしょう。つまり上記のA・Bの働き方は次のようになる可能性が高いです。
A 週5勤務 月収20万
B 週3勤務 月収12万
20万という数字が生活に必要なものであればBの働き方では足りなくなってしまいますよね。この足りない部分を補うのが資産です。その変わり自分でコントロールできる時間は増えることになります。
お金のことだけを考えればセミリタイアすればこのようなパターンになると考えていますがフルタイムで働きたくなれば働けばいいと思います。この辺りは自分がどういった形が心地いと感じるかによって決めればいいですね。
セミリタイアだからこうしなければダメだっていうのは無いってことです。セミリタイアも生き方の一つでしかありません。
コメント
こんにちは^_^
これは全く同感です。僕は来年の春に仕事をやめて家族で旅行を1年ぐらいして、その後しばらくのんびりしようと思っているのですが、その後子供と起業しょうと思っています。100%子供の社会勉強のためです。これが一番子供の為になるのではないかと考え、この時はがむしゃらに働こうと思っています。こういうセミリタイアもあっていいのではないかと(笑)
ヒロヒロさん
面白いプランですね。
子供さんも意欲に満ちた毎日を過ごせるのではないでしょうか。
私も楽しみにしています。
ゆるく生きる事自体には賛成です。
しかし、それだとセミリタイアと非正規・フリーター生活や通称『こどおじ』と言われる方の違いが無いように思われます。
どちらも、時間・金銭に余裕があり、生活に困窮することが無い。
123さん
セミリタイアの定義は曖昧なので一概にはいいにくいですが、非正規・フリーター生活でも自立(生活費のすべてを自分または配偶者の資産・収入で賄える)していればセミリタイアといっていいと思います。
「こどおじ」に関してはセミリタイアとは言えないと考えています。(もちろんそういう生き方が悪いとかダメとかという訳ではありません)
言葉の定義的な問題もありますが、自分が納得できる生き方であればいいのではないでしょうか。
『ローコスト生活が出来れば』が抜けていました。