FIRE・セミリタイアムーブメントは加速するかもしれませんが実現できる確率はかなり低い

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最近ではテレビや雑誌の特集でFIRE・セミリタイアが話題にのぼることが多くなったと感じます。ツイッターやブログの繋がりのある方も登場していてちょっとした親近感があります。

ただ私はこのFIRE・セミリタイアムーブメントは一過性のものだと考えています。仮に継続的にこのムーブメントが起こるにしても実現できる人はかなり少ないのではないでしょうか。

FIRE・セミリタイアできる人が少ない理由

可処分所得の減少

昔は消費税もなかった時代もありますし税金や社会保険料も現在と比べるとかなり低かったので同じ給料をもらっても実質の手取り金額は多かったですよね。この税金や社会保険料がサラリーマンの場合は給料に直撃するので可処分所得が減ることを防げません。

いわゆる、取りやすいところから取るという方針は今後も変わらないと思うんですよね。また税金や社会保険料が減少していくことも可能性としてはありますが日本の現状を見る限りほぼゼロといっても過言ではないでしょう。

所得を増やす為の副業の難しさ

サラリーマンの収入減を補うために副業ということがもてはやされていますが、これもまた難しいのではないでしょうか。本業の他にさらに雇用労働(アルバイト)をするのはいつまでも体がもちませんから副業というのはやはりネット系が主になると考えられます。

ブログ・YouTube・ライター・せどり等ですね。

これらでお金を稼ぐことはかなりハードルが高く難しいと考えています。ここで問題というか微妙なのは100%稼げないということはないんですよね。稼いでいる人もいるわけでそういった情報を目にして始める人はたくさんいると思うのですがたくさんの人は稼げない状態になるという現実があると思います。

支出を減らすことの限界

収入が増えなければ支出を抑えることを考えると思います。どっちかというと支出を抑えることを考える方が先かもしれませんね。まあそれはさておき支出を抑えるといっても限界があります。収入は無限大に増える可能性はありますが支出はある程度やってしまうともうやることがなくなってしまいます。

投資をしてお金を増やすには時間がかかりすぎる

投資をしてお金を増やすこと自体は時間さえかければそんなに難しいことではないと考えています。たとえば60歳まで働いて5000万貯めるとかは比較的簡単なことでしょう。しかし60歳でFIRE・セミリタイアして人生を謳歌できるかというと微妙だと思うんですよね。

これも人それぞれですがやはり体力のある40代でFIRE・セミリタイアした方が楽しい時間をたくさん持てるんじゃないかと感じます。こればっかりは価値観がそれぞれなので何とも言えないですがね。

継続性の困難

そして最難関なのが収入を増やすこと、支出を減らすこと、投資をすることを20~30年継続することです。20~30年という期間はあっという間だったと終わってみれば感じるかもしれませんがこれから始まると考えると途方もなく長い時間に感じるのではないでしょうか。

そもそもそんなに先のことなんてわかりませんから、目先のことに集中するわけですが世の中にはいろいろな誘惑がありますし、人生はどんな人でもデコボコ道でしょう。そういった様々な出来事をクリアしながら継続することはかなり難しいと感じるんですよね。

FIRE・セミリタイアできる人は意思が強い

私は45歳でセミリタイアしましたが最初からセミリタイアを目指していたわけではありません。そもそも私が20歳ぐらいの時はそういった概念があったのかどうかもわかりませんが少なくとも私は知りませんでした。私の場合は何となく生きてきたらセミリタイアできる状態になっていたという感じなんですよね。

私はセミリタイアという概念を40歳ぐらいに知ったのですがそこからはもうその魅力に取りつかれてしまって55歳予定を10年前倒ししてしまいました。

結果論ですがFIRE・セミリタイアという概念を知らなかったのは良かったかなと感じます。若い頃に知ってしまったらもうそれに向かってできるだけ最短距離で進みたいという気持ちが抑えられなくてうまくいかないことも出てきたんじゃないかと思うからです。

しかしテレビや雑誌で特集されるほどFIRE・セミリタイアという生き方は認知されてきて、こういう生き方もあるのかということを知れば目指してみたいと考える人も一定数いることはたしかです。

だからムーブメントは起こり得るかもしれないと感じます。その一定数全員がFIRE・セミリタイアできるわけはないでしょうから結局はそういった生き方を実現できる人は現状とそれほど変わらないんじゃないかと考えています。

FIRE・セミリタイアという生き方をしている人が現状が極極極少数だとして、将来的には極極少数にでもなれば良い方でしょう。

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