上半期でも四半期でもないこの中途半端な時期に新年の抱負を見直してみました。仕事も慣れてきて生活も落ち着いてきたということもあるんですが、この先どうしていこうかなという不安もあります。
思い立ったが吉日ではありませんが、気になったので振り返りました。
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「行き当たりばったり」の方針は間違っていなかった
2019年の基本方針として「行き当たりばったり」で行くことにしていました。今年は3月で退職して4月で退職してと自分の気持ちを最優先に仕事を選んできました。現在はアルバイトを週3(1日5時間)でしていますがとても充実した時間を送ることができています。
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安定してくると不安定を求めたくなる天邪鬼
誰もがそうというわけではないんでしょうけど、安定してくると何だかつまらないと感じることが出てきます。毎日は充実してるけど何だかつまらない、これって本当に贅沢な悩みなんだろうけどそう感じてしまうことはしょうがないです。
不安定といっても生活基盤を不安定にするということではなく、やっぱり新しい何かに挑戦してみたいって思うんですよね。安定した日常の生活ができることにはとても感謝しています。しかしそればかりじゃ、何だか物足りないと感じるのが人間というものではないでしょうか。
やっぱり人との付き合いは大事にしていきたい
セミリタイア志望者や実践者の中にはできるだけ他人と接したくないと考えている人もいるようです。私もちょっと前まではそう思っていました。だって人と接することによって自分ではコントロールできないことが増えて不安要素が起きる確率が高くなります。
でもよく考えてみると不安要素ばかりではなく、自分に良い影響を与えることもあるんだなと気づいたんですよね。ネットが発達した現代では多様な考え方に簡単にふれることができるようになりました。
特にツイッターやブログといった個人が情報を発信できるツールがこれほどまでに浸透してくるとこれまで知り得なかった情報や考え方をみることができます。だからそういう情報や考え方を取り込んで自分で処理していけば退屈はしないと思っていました。
でも職場の同僚と会話をするとそういった電子データとして脳に入ってくる情報よりも、自分の気持ちにふれる情報が多いことに気づきます。
共感できる誰かの人生と歩いてみたい
冒頭の「行き当たりばったり」の方針は悪くはありません。自分の気持ちを最優先に考えて行動することは自分の満足度を引き上げてくれます。しかしその満足度は70%程度が限度のような気がしています。
自分のことを最優先に考えることは決して悪くはありませんが、総合的に見た場合にそればかりだと虚しいとまではいいませんが何だか物足りなくなります。
ありたいていの言葉で言えば「承認欲求」を満たしていないからだと思います。人付き合いをしていくと、仲良くなりたい人やもっとその人のことを知ってみたい、そして知ってもらいたい、認めてもらたい、理解してもらいたいという承認欲求がでてきます。
もちろんこれは誰に対してもそうではありません、自分の嫌いな人や自分と意見が合わない人に認めてもらいたいとはまったく思いません。
しかし同じような道を歩いている人やこれから歩きたい人、自分と考えが似ている人とはやはり繋がっていき情報や考えを共有して楽しい人生を歩めるようにできればいいなと感じます。
私は48歳ですでにアラフィフになってしまいました。人生100年時代といえど実際には70歳ぐらいまでが人生を自分の意思で生きることができる時間だと考えています。そうするとあと20年程度になりますね。
20年という歳月は長いようであっという間だという感じもします。感覚的に20歳から40歳の20年よりも早く感じるのではないでしょうか。
人生はいつからでもやり直せるという言葉がありますが、それは無理なこともあるだろうと思います。特に健康のことを考えると60歳以降は自分と妻のことだけに集中して生きていきたいです。
そう考えると誰かの人生と共に歩めるのはあと10年ぐらいなんですよね。
旗を振る
日本は物質的にはとても豊かな国になりましたが精神的にはかなり厳しい現実になっているのではないかと感じます。働き方や生き方などはとくに昔のがむしゃらに働けばそのうち良くなっていくというものではなくなってきています。
働き方改革といっても何をどう変えていくのかということは、個々によって違うので正解はありません。生き方もそうですよね。
私はセミリタイア生活というのはひとつの生き方として確立されてもいいと思っていますが、日本では到底無理な生き方となるでしょう。サラリーマンを生涯続けるというのも立派な生き方です。
どのような生き方や働き方はあってもいいですが、やっぱり人生の満足度は高い方がいいです。とにかくおもしろい人生は「生きてる」って感じさせてくれます。
アラフィフという年代は人生において中途半端な立ち位置かもしれません。それでも20代・30代・40代の世代からみれば人生の先輩になるでしょう。
先輩として旗を振ってみたいです。
具体的にどうすればいいのかまだわかりませんが、人生の最後の挑戦をしてみたいなと思います。
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