インデックス投資の出口戦略3 取り崩し額を途中変更

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これまでインデックス投資の出口戦略では「必要な時に必要な分のみ取り崩す」「年金受給開始時に1000万程度は資産を保有しておきたい」の2点を考察してきました。今回は体が動くであろう若い時期に多めに取り崩してお金を有効に活用した方がいいんじゃないという視点でシミュレーションしてみました。

前回記事はこちらです。

インデックス投資の出口戦略 取り崩し額途中変更の前提条件

年間生活費 240万

運用資産 4800万(年間生活費20倍)

運用利回り 4%

資産A 取り崩し率8%(~20年)・取り崩し率3%(21年~)

資産B 取り崩し額300万(~20年)・取り崩し額80万(21年~)

資産Aは率で取り崩し、資産Bは額で取り崩す2パターンでシミュレーションします。

資産Aの取り崩し率は初期20年の合計取り崩し額が20年間の生活費(240万×20年=4800万)+αになるように決めました。その後の3%は年金にプラスαでこれぐらいあればいいかなということで決めました。運用利回り4%で取り崩し4%にすると資産は減らないので実際にはその時の状況で4%でもいいかなと感じます。

資産Bの取り崩し額の初期20年は生活費プラス60万(毎月5万)であれば旅行等にも行けてお金を有意義に使えそうと考えて決めました。その後の80万は上記と同じ理由です。

取り崩し額の変更が何故20年間にしているかと言うとセミリタイアできる年齢のボリュームゾーンが40代と考えているからでモデルケースとして45歳を想定しているからです。

なお税金は考慮していませんのであしからず。

インデックス投資の出口戦略の税金についてはこちらをご覧ください。

シミュレーション結果

資産A資産A取り崩し額資産B資産B取り崩し額資産B取り崩し率
1年目4,6083694,6923006.39%
2年目4,4243544,5803006.55%
3年目4,2473404,4633006.72%
4年目4,0773264,3413006.91%
5年目3,9143134,2153007.12%
6年目3,7573014,0843007.35%
7年目3,6072893,9473007.60%
8年目3,4632773,8053007.88%
9年目3,3242663,6573008.20%
10年目3,1912553,5033008.56%
11年目3,0642453,3433008.97%
12年目2,9412353,1773009.44%
13年目2,8232263,0043009.99%
14年目2,7102172,82430010.62%
15年目2,6022082,63730011.37%
16年目2,4982002,44330012.28%
17年目2,3981922,24130013.39%
18年目2,3021842,03030014.78%
19年目2,2101771,81230016.56%
20年目2,1221701,58430018.94%
21年目2,143641,567805.10%
22年目2,164651,550805.16%
23年目2,186661,532805.22%
24年目2,208661,513805.29%
25年目2,230671,494805.36%
26年目2,252681,474805.43%
27年目2,275681,453805.51%
28年目2,297691,431805.59%
29年目2,320701,408805.68%
30年目2,344701,384805.78%
31年目2,367711,360805.88%
32年目2,391721,334806.00%
33年目2,415721,307806.12%
34年目2,439731,280806.25%
35年目2,463741,251806.40%
36年目2,488751,221806.55%
37年目2,513751,190806.72%
38年目2,538761,157806.91%
39年目2,563771,123807.12%
40年目2,589781,088807.35%
41年目2,615781,052807.60%
42年目2,641791,014807.89%
43年目2,66780975808.21%
44年目2,69481934808.57%
45年目2,72182891808.98%
46年目2,74882847809.45%
47年目2,77683800809.99%
48年目2,803847528010.63%
49年目2,831857038011.39%
50年目2,860866518012.30%
単位:万円

意外にも資産A・Bともに50年間資産が尽きることはありませんでした。今回の取り崩しは可変ですが定率と定額の取り崩しでは定率の方が資産寿命が長くなること知られています。しかし使用できるお金が一定にならないので生活するには少しやりにくいと感じるかもしれませんね。

資産Aの1年目は369万、20年目は170万ですから約半分になっています。しかし多めに取り崩している分をすべて使ってしまうかと言われるとそうでない時もあるでしょうから結果的には「必要な時に必要な分のみ取り崩す」の基本方針がベストなのかもしれませんね。必要な分というのは見極めが必要でしょうけど。

資産Bは30年40年あたりで資産寿命が尽きちゃうんじゃないと想像していたんですが意外にも50年持ちました。1~20年目の取り崩し率は年々増加で資産自体も資産Aに比べれば大幅に減少しています。

資産寿命を延ばしたければ間違いなく定率取り崩しなんですけど、取り崩し額が一定ではないのでどちらを選ぶかは結局は好みの問題になるでしょうね。

ちなみに私は資産Bの取り崩しに近い形で考えています。私の場合は現在50歳、取り崩し開始予定は55歳を想定しているので年金までの距離が近いので誤差が少なくなると考えているからです。

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