セミリタイアにも役立つ インデックス投資の想定リターンとドローダウンの考え方




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セミリタイアを考える時、インデックス投資を考える時にどうしても気になってしまうのがリターンがどのぐらいになるかというものです。

コストは確実リターンは不確実と言われますがそれでも気になってしまいますよね。特にセミリタイアを目指している人はリターンの数字を少し変えるだけでも結果に大きな違いが出てきます。




インデックス投資の想定リターンは3~5%に満遍なく票が集まる

そこでインデックス投資、ここでは全世界株式・先進国株式・S&P500としますが想定リターンをどのぐらいに設定しているのかアンケートしてみました。

アンケートでは3%・4%・5%という数字を出してみましたがどれかの数字が抜きんでると考えていましたが意外にも横並びでした。リプ欄には私と同じように2%を想定している方もいましたが概ね3~5%という結果でした。

my index(https://myindex.jp/major_i.php

こちらはmy indexからのデータになりますが全世界株式・先進国株式・S&P500のどれもが20年の年率平均5%以上となっています。ちなみに30年だと全世界株式(6.9%)・先進国株式(8.2%)・S&P500(9.4%)となっています。

ご覧のように20年年率平均よりも30年年率平均の方が高くなっています。直近10年のリターンは良すぎるとも感じるので上記表にあるように20年年率平均が妥当な数字かもしれません。

インデックス投資のシミュレーションは3~5%の数字を採用しても問題なし

私はツイートでも書いたように2%という数字を使ってかなり保守的にシミュレーションしています。下振れは困りますが上振れは問題ないという認識だからです。

エルさんからこのような指摘を頂きました。お金の見積もりが過大になってしまう懸念があるというのはその通りですね。運用額が大きくなると1%の違いは大きいです。

セミリタイアを目指したり、資産運用をしていたりするブログを閲覧すると年〇%で運用すると〇年後にはこんな感じになりますという表がよく出てきますよね。

金融庁(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

こういうものですね。実際には表のように一直線に伸びて行くわけではありませんが参考になりますよね。こういった表をよくみるのは資産形成時期の方が多いからだと思います。

私の場合はどちらかというと資産活用期(取り崩し期)を考えていかないといけないので毎月どれぐらい取り崩しても大丈夫なのかということを考えていることが多くなっています。

そこでセゾン投信|投資積立・取り崩しシミュレーションを使ってシミュレーションしてみました。

資産3000万を毎月20万取り崩す場合の3%・4%・5%のパターンです。資産寿命をまとめると次のようになります。

3%4%5%
15年7ヶ月17年2ヶ月19年4ヶ月

3%から5%になると資産寿命が3年9ヶ月も伸びることになります。

しかしこちらも資産形成期と同様に一直線にこうなることはありません。運用リターンは20年・30年平均すれば3~5%になる可能性は高いと考えられますが毎年同じではないですよね。

そうすると資産減少にもデコボコができる訳です。運用リターンが良い年は資産寿命が減らないですし、悪い時は大きく減ることになります。このデコボコをうまくコントロールしていかなければなりません。

このあたりは本格的な取り崩しの前段階として4%ルール実践検証を行っていますので良かったら見て下さい。

カテゴリー 4%ルール実践検証

資産寿命を延ばす対策

取り崩し期のデコボコはセミリタイア九条さんから指摘してもらいました。これは私もセミリタイア前に懸念していた事項なんですが私的には労働と年金で対応していこうと考えています。

簡単に言うとできる限り取り崩し額を少なくするということです。

上記の取り崩しシミュレーションで年齢を55歳からとしているのはこの年齢から生活費全てを取り崩しで賄っても逃げ切れると考えているからです。この55歳は妻の年齢で設定しているのであと8年になります。

現在でも労働収入で足りない部分のお金は資産から取り崩しています。ただこの取り崩している部分はリスク資産の運用部分ではなく無リスク資産の貯金から捻出しています。

私にとって最もベストなのはあと8年間を労働収入=生活費とすることです。つまりメインエンジンを労働、サブエンジンを資産にするということですね。

年金受給が始まると労働とは違いキャッシュフローは安定するのでこの段階までくるとほぼ安心だと考えています。

資産寿命を延ばす(デコボコ対策)には運用状況は悪い時には取り崩しを少なくするという案もあります。取崩しには定額取り崩しと定率取り崩しがありますが後者の場合は生活が不安定になると考えているので私はできる限り少額取り崩し期間を長くして資産寿命を延ばしていきたいと考えています。

そうするとありきたりな回答にはなりますが多くの方にとっては労働等の資産以外からの収入確保がもっとも妥当だと思います。

ちなみに私は働くことは嫌いではないので少ないかもしれませんができる限り労働は続けて行く予定です。

年金を加味したセミリタイア戦略についてはこちらをご覧ください。

もしも大暴落しちゃって資産が激減したらどうする? ドローダウンの考え方

らくからちゃさんからこのような指摘を頂きました。ドローダウンとはどのぐらいの下落があるのか、その下落からの低迷がどのぐらい続くのかがきになりますよね。

上記の表は全世界株式の年次リターンです。2008年の大きな下落はリーマンショックになります。過去の歴史を振り返るとこれ以上のドローダウンもありますが私は全世界株式・先進国株式・S&P500については最大ドローダウンは50%を想定しておけば問題ないと考えています。

2020年3月のコロナショックもそうですが大きめの下落というのは結構あると思うのですが一番怖いのは相場低迷時期が長期にわたることでしょう。

もう一度上記表を見てみると年次リターンが連続でマイナスになっているのは3年しかありません。歴史は繰り返すと言いますが今までの何とかショックを踏まえると出来る限りドローダウンしないようにしようと考えるのが人間ではないでしょうか。

もちろんコロナショックのようなこともありますし、他にも想像のつかない出来事で経済成長が鈍化することも考えられます。経済成長とは言うなれば人間の欲がもたらす結果だと考えているので際限のない欲望を持つ人間がいる限り経済成長は止まらないと思っています。

過去データや資本主義の成長を信じるなら全世界株式・先進国株式・S&P500における最大ドローダウンはは50%、相場低迷期間は5~10年を想定しておけば十分だと考えています。

インデックス投資の出口戦略懸念として出口に大暴落(-50%)していたらどうするんだという見解がありますが運用してきた資金を一括で売却する訳ではないでしょうから必要な分を取り崩すと考えると取り崩している間に相場が上向く可能性が高いと考えられます。

また長期でインデックス運用をしていると含み益がかなり多くなってきます。仮に含み益が50%あるとすれば元本部分はほとんど棄損しない確率が高いでしょう。そう考えると元本部分の資金はほぼ無リスク資産と言っても差し支えないのではないでしょうか。(かなり強引な解釈ですが)

インデックス投資シミュレーションまとめ

・全世界株式・先進国株式・S&P500のシミュレーションで用いるリターンの数字は3%で問題なし

・資産寿命を延ばすには資産以外の収入増(労働等)

・最大ドローダウンは50%、低迷相場は5~10年

これらのことを考えて対策しておけばお金の不安はかなり解消されるでしょう。

コメント

  1. ヒロヒロ より:

    こんにちは^_^

    僕はTwitterで4%と回答しましたが、どの数値も正解だと思っています。生活保護を受給する覚悟があるなら、s&pに投資して想定が7%でも良いかもしれません。意外に早く寿命が尽きるかもしれませんし^_^

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