私の投資哲学を決定づけた本2冊を紹介

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みなさんは投資をする上で指針となるようなものをお持ちでしょうか?

今ではブログ・Twitter・YouTubeなどのSNSでたくさんの投資についての発信があるのでここ数年で投資を始めた方はこちらから情報を得て指針としている方が多いかもしれませんね。

私の投資歴は約20年になりますが当時はSNSでこういった情報を得ることはあまりありませんでした。その為、書籍からの情報がほとんどでした。だから数多くの投資本を読むことに時間を費やしたものです。

その中にはまったく役に立たないなあと思ったものや自分の方針とはなんか合わないなと感じたものもあります。たぶん100冊以上は読んでいますがその中で自分の投資哲学を決定づけた2冊をご紹介したいと思います。

インデックス投資のバイブル「臆病者のための株入門」

1冊目は橘玲氏の臆病者のための株入門です。

株入門とありますが個別株ではなくインデックス投資を推奨しています。私はここでインデックス投資を資産運用の中心にしようと決断した記憶があります。

またコア・サテライト運用ということも知りました。コア80%・サテライト20%で運用しておけばサテライトでうまくいかなくても資産運用は問題なく継続できるといったものです。

現在の私の運用はコア(インデックス投資)・サテライト(日本個別株)となっていますが心地よい投資状態となっています。

とにもかくにもこの本でインデックス投資というものと出会えたことは幸運でした。

税金を勉強するきっかけになった本「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計」

2冊目はこちらも同じく橘玲氏のお金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計です。

こちらでは税金の重要性を知りました。節税をするのとしないのでは株式投資で得た利益に雲泥の差が出ることは驚きでした。そもそもサラリーマンで貯金のみしていたら税金という概念は希薄ですよね。私も株式投資をするまでは確定申告をしたこともありませんでした。

だから節税と聞いてもピンとこなかったんですよね。この本を読んでからは税金のことを必死に勉強したのを思い出します。今ではある程度の節税知識はあると思っています。

世間では節税というと何か難しいとか悪いことをしてるんじゃないかというイメージがあると思うのですが一般的な投資家が出来る節税というのはそんなに難しくはありませんので、あまり税制のことを勉強したことがない人は一度してみるといいですよ。きっと将来的にすごく役に立つはずですから。

タイトルの黄金の羽根ですがこれはいわば制度の歪みについて書かれています。かなり古い本ですから現在では使えないようなこともありますが制度の歪みについての基本的な考え方を学べます。

この歪みにしてもズルいなどのイメージを持たれる人もいるでしょうが制度としてある以上利用できるものは利用すればいいと考えています。

この本を読んで強く感じたのは節税や制度の歪みのこともありますが「決められたルールの枠組みの中で生きている」ということなんですよね。自分が生活している世界のルールを知ることはとても大切だと思います。

あなたの投資哲学を決定したものはなんですか?

資産運用、投資は長い時間をかけていくことになります。時々道に迷ったりすることもあるでしょう。そんな時は自分の投資哲学の原点に返るのもいいと思いますよ。

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