私の資産構成は「現金+日本個別株+インデックス投資信託(先進国株式)」となっていますが過去にはFX、毎月分配型投資信託、REIT、債券、金(ゴールド)、海外ETF、米国株、オフショアファンドなどにも投資していました。
投資歴は10年以上になりますがどんどんとシンプル化していき上記のような構成になっています。どんな投資をしてもお金が増えればいいのですが私はかなり遠回りをしてセミリタイアに到達したのでこれからお金を貯めようと考えている人にはできるだけ短い時間で達成して欲しいと思っています。
投資で最も気を付けなければならないのは大きく資産を減らしてしまうこと
私はリーマンショック時にFXをしていて資産を1000万失ってしまいました。今では思い出話として笑って話すことができますが当時は食事もできないほとショックで記憶も曖昧です。
お金を失うというのは資産形成をするうえで多大なダメージを与えますが精神的にもかなりキツイ状態に追い込まれます。私は実体験として認識していますが経験がない人はいまいちピンとこなくてついリスクの高い投資をしてしまうかもしれないので注意が必要です。
投資をするためのお金は労働から得たものであるでしょうから自分の命を削って得たものになります。そんなお金が一瞬でなくなってしまうほど悲しいことはありませんよね。
だからこのブログをみてくれて人には絶対にそんな悲しい思いはしてほしくありません。
投資方法の最適解はインデックス投資を中心に据える
各個人によって「最適解」は異なりますが多くの人に利益をもたらしてくれるであろう投資の最適解として書いていきます。また私の経験が多大に反映されているので主観によるものが多くなりますがそこは読者の方が割り引いてみてもらえると助かります。
ただ結構いろんな投資をしてきて、利益を出せたり失敗したりした中で私なりの最適解を導き出すことができたので的外れな見解にはなっていないと考えています。
インデックス投資を中心に据えるということですがひとえにインデックス投資と言ってもその対象は株式、債券、REITなど様々あります。ここから日本、先進国、新興国、その他の国別のものまで入れるとかなりの数になってしまいます。
その中で私が選択しているのは「先進国株式インデックス」です。債券やREITに投資するものもあるのですが基本的には不要だと考えています。
簡単に説明すると債券については為替レートによって利益が相殺されるであろうこと、REITについては規模が小さく株式に含まれる企業が多いことから必要なしとしています。
日本株式については世界の時価総額10%未満なのであえてインデクス投資をするメリットが薄いと感じています。後述しますが日本株式は個別株で行う方がいいでしょう。
新興国株式については現在のようなグローバルなビジネス展開において新興国のみで成長していくことは考えられず、結果的に先進国にも利益をもたらしてくれるであろうことから敢えてリスクを増やす必要はないと思います。
このようなことから資産運用の中心は「先進国株式インデックス」にするべきだと考えます。
日本株式については個別株がベター
資産構成のすべてをインデックス投資信託で行うことはありですが少々退屈すぎます。もちろん資産を増やすことが目的なわけですがちょっとした刺激がないと続かないのが人間というものではないでしょうか。
私はそのちょっとした刺激があった方が資産運用も継続しやすいんじゃないかと考えて日本株式については個別株を選択しています。個別株のメインは優待株ですがたまに急落したときなどに財務の良さそうな銘柄を保有する場合もあります。
リスク資産の投資は日本個別株式と先進国株式インデックスファンドのみでOK
投資対象とする金融商品は数多くありますが基本的に「日本個別株式」と「先進国株式インデックスファンド」のみで問題ありません。おそらくこの組み合わせがもっともリスクが低くリターンもそこそこ見込めると考えています。
実際に私が行っていることなので今後はどうなるのかわかりませんが、無難な運用が可能だと思います。
リターンの増加には元本増大が必要 ⇨ 元本を増やすにはどうすればいい!?
全体的な資産の割合はどうすればいいか?
投資をしていると「生活防衛資金」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。いわゆるリストラされてしまった、長期入院を余儀なくされた、ふいにお金が必要になった場合のために置いておくお金のことです。
個人的には資産が大きくなればなるほど、生活防衛資金という概念は必要なくなると考えらえます。私も資産形成当初はこの概念を採用していましたが現在はやっていません。
感覚的に資産が1000万以下なら生活防衛資金という概念は採用してもいいでしょう。それ以上なら必要ないと思います。
これらを踏まえて資産全体の割合の最適解は次のようになるでしょう。
現金 30%
日本株式 10%
先進国株式 60%
基本的にこの割合を目安にしておけば大けがすることはないと感じています。
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