ジョブチューンという番組をご存知でしょうか?
ちょっと前は話題になっていたので知っている人もいるかと思います。有名料理人がいろいろな店の料理を食べて合格、不合格とジャッジをする番組です。
ジャッジされる企業の担当者は時に泣き、悔し涙を流したり歓喜することがあります。テレビ番組上仕方のないことかもしれないけどこれってジャッジする人が有名料理人だからそういった感情になると思うんですよね。
これも名も知らない一般人がジャッジしたらどうでしょうか?
たぶん感動も何もあったもんじゃないですよね。美味しくないと言ったらお前に何がわかるんやっていう感情しかないと思います。肩書万歳の日本ではこういった所でも肩書は抜群の威力を発揮するのです。
そもそも料理の味なんて感じるものが人それぞれ違いますから、食べれないほどまずいとか10人中9人が美味しくないというものは以外はだいたい許容範囲だと考えています。
あと肩書ではないですがジャッジする有名料理人は男性が多いんですよね。だから担当者が女性のときは結構ジャッジが甘くなっているような気もします。
そうは言ってもこういう何かを判定する番組はおもしろいですよね。自分が好きな商品が評価されるととてもうれしく共感を生むことができるでしょう。同じような構図でランキングも人気ですよね。
日本人は何かを判定する番組とランキング番組が大好きだと感じます。共感を呼ぶといえば聞こえはいいのですが誰かに判断してもらう方が楽な側面もあります。
さてジョブチューンの話に戻しますが、もしできるなら次のような構成でやってみてはいかがでしょうか?
白い無地のお皿に商品のみを乗せて値段のみ表示しておく、試食は個室で行う。
この状態を企業関係者や番組パネリストそして我々視聴者も観察するという構成にすれば公平な判定ができると思います。
でも有名料理人はそんなことされると自分に主導権がなくなるので承知しないでしょうね。
安全地帯から発言される言葉に信憑性はあるのかなと感じてしまします。
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