SBI証券・楽天証券のどちらかに証券口座を開設
株式投資を始めるのには口座を開設する必要があります。銀行でもできなくはないのですが初めて資産運用するにあたり銀行窓口で勧誘されて手数料の高い商品を買ってしまうリスクもあるのでネットで完結できる証券会社を選ぶ方が無難です。
今ではネット銀行やネット証券とネットのみで完結できる金融機関があります。これまで店舗でしか口座開設したことのない人は多少抵抗があるかもしれませんがSBI証券・楽天証券はネット証券のトップを競い合って切磋琢磨しているので十分信頼できると考えています。
もちろん両方に口座を開設してもいいのですが資産運用のはじめとしてはどちらか一方で十分だと思います。ちなみにどちらの証券会社も住信SBIネット銀行・楽天銀行という系列の銀行口座も同時に申し込むことができるのでしておいて損はありません。
口座開設申し込みは手順に沿ってやっていけば特に問題ないですがひとつ迷うところがあるのが「口座の種類」です。一般口座や特定口座などの文字があると思いますが初心者にはさっぱりわからないかもしれません。
基本的には「特定口座・源泉徴収あり」を選びましょう。これを選んでおくと自分で確定申告をしなくても証券会社が代行してやってくれるからです。また「つみたてNISA」口座を開設しますかというのもあるでしょうからこちらも開設しておく方がいいですね。
証券口座開設っていくつもするの?と感じる人もいるでしょうが、これは証券口座の中の口座の種類を選択するということです。
まとめると、
SBI証券「特定口座・源泉徴収あり」「つみたてNISA」+住信SBIネット銀行
楽天証券「特定口座・源泉徴収あり」「つみたてNISA」+楽天銀行
ということになります。
なお両銀行には付帯するクレジットカードがあるので必要ならば作っておいてもいいですね。2019年2月9日においては楽天カードでインデックス投資の積立ができるので楽天証券に口座解説する場合は必須でしょうか。
口座維持手数料など開設することでお金がかかることはどちらもありませんので、口座開設ページをみて自分の気に入った方を開設してみましょう。
貯金とインデックス投資は同時進行
現在のインデックス投資といえば100円からできる時代になっています。だから投資と言っても大金がいるというわけでもないんですよね。
ここでは給料をもらってどのように振り分けていけばいいのかを説明します。
給料-生活費=余剰資金
余剰資金→貯金・投資
あまりにも当たり前ですがこれ以外の流れはありません。ちょっと迷うところがあるとすれば余剰資金を貯金と投資に振り分けるところでしょうか。
投資をはじめようと本やネットで調べた方は聞いたことがあるかもしれませんが生活防衛資金という名目の考え方があります。これは不意の事故や病気・怪我、リストラに対応できるように確保しておきましょうというものです。
生活費の3か月~2年分を確保しておくと良いという記述が一般的です。それにしても範囲広すぎですよね。私の経験からすると2年分はあった方が安心できます。だからといって余剰資金をすべて生活防衛資金のために貯金するというのはもったいなので、いくらかは投資に振り分けた方が良いですね。
現状が貯金ゼロ・投資ゼロとして余剰資金が3万とするなら、貯金2万・投資1万というバランスが良いと思います。投資という部分は出来る限り取り崩したくないので生活防衛資金という貯金を貯めることを優先した方が無難です。
これは一例ですので自分に合わせて調整することが大切ですね。
生活防衛資金という考え方は投資初期には必要性があると思うのですが、資産総額が増えてくると必要性を感じなくなる時期がくると思うので、その時にまた考えればいいでしょう。
ドルコスト平均法で長期間にわたり投資を継続
ドルコスト平均法とは定期的かつ継続的に一定の商品を購入する方法です。簡単にいえば積立のことです。インデクス投資において右肩上がりの成長が続くのが前提なので投資できるお金があれば一括投資してしまうことが理論的には正しいです。
しかし相場は上下するものですから投資した途端に急落したりしたらもう投資をやめたくなっちゃうかもしれません。20年後にはプラスになるという過去データも色あせて信じられなくなる場合もあるでしょう。
また右肩上がりの前提とはいっても上下の変動はあるので自分の生きている時間のどこで上下するかはまったくわかりません。一括投資は理論的には正しいですが、気持ち的についていけないこともあるのでドルコスト平均法という積立投資をおすすめします。

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