お金を増やす方法はいろいろとありますがもしも過去に戻れるなら自分に向かって株を買えと言いたいです。
何故なら一般的なサラリーマンがお金を増やす方法としてもっとも簡単でリターンが良いものは株しかないからです。私はすでにアラフィフですがはじめて株を買ったのは34歳のときでした。
株を買ったといっても当時はキャピタルゲインを目的とする売買を繰り返していました。2005年から投資をはじめたのですがその後はリーマンショックで砕け散ることになります。
この砕け散ったのは当時の運用メインがFXだったからなんですが仮にこれが株だったらどうだろう?と考えることも今までしばしばありました。
現物株オンリーだったらその後莫大な利益となったことでしょう。
資産運用の代表的なものとして株式・債券・不動産(リート)がありますよね。私はこれまでの経験で株式以外は長期的なリターンを求めるのは不安定だと感じています。
債券はもともとの期待リターンが低いということもありますが、極端に言えば個人が債券を持つ意味はあまりないと考えています。少なくとも資産が1億以上でなければあまり持つ意味はないでしょう。
不動産(リート)は良い時はいいですが波が大きすぎるので長期的な資産運用には不向きだと考えています。スパイスとして加えたり、一時期のキャピタルゲイン狙いではありだと思いますけどね。
またその他の投資・投機と呼ばれる金融商品はたくさんありますが株式以上に優れた仕組みのものは見当たらないのではないでしょうか。
私は株式投資、特に先進国株式インデックスの場合は長期的にみてリターンがマイナスになることはまったく考えられないんですよね。まあこれは私がインデックス投資をしているからということもありますけど、世界の経済成長に賭けて投資をしているわけですからこれがマイナスリターンになるということは人類はどんどん衰退していくことになります。
人類が何らかの理由で衰退していく中で投資をすること自体意味がないと思います。
私が若いころは今のような投資環境ではなかったです。しかし今から投資をできる若者はかなり投資環境は揃っていて充実していると思うんですよね。
この記事にたどり着いたということは、少しはお金のことに興味がある方だと思います。
これはおっさんからの願いというか、過去の自分に置き換えて今の若者にいいたいことでもあります。早いうちからお金に関しての時間を味方につけておけばそうでないものよりも圧倒的なアドバンテージを得ることができます。
とにかく株(先進国株式インデックス)を買え!
コメント
はじめまして。
自分はBRICS全盛の頃に投資を始めたので、新興国の株や投信を多く買っていました。
しかし幾多の○○ショックを経て、結局は先進国インデックスが一番堅実で安定的に資産を増やせる近道だと分かりました(授業料は高くつきましたが・・・)
若いうちはどうしても派手なリターンに目が向きがちですが、派手な記事や広告に惑わされる事なく時間軸を味方につけて資産形成して欲しいですね。
金融庁の努力?もあり投資環境はかなり充実してきましたから、あとは小学校から是非お金の授業をしてもらいたいです(道徳の時間とか無理でしょうねぇ)
ASさん
BRICS懐かしいですね。
若いころはどうしても流行り物が良い商品に見えてしまうこともあると思います。
私もFXで派手にやらかしたので人のことは言えませんが、今だから言えることもあると感じます。
お金の教育はまず無理でしょうね。いろんなバイアスがかかりすぎますし、まずはお金の教育をできる人材を育てなければいけませんね。
個人的には社会に出る前に税制や社会保障についての研修みたいなのがあればかなり違うと感じます。