セミリタイア時期は株安円高が望ましい

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セミリタイア後も株式投資

セミリタイアを決断するときにキモになるのが資産額です。お金は多ければ多いほど選択肢を広げることができ、不幸を遠ざけることもできます。

セミリタイアを考えている人はお金の管理ということに関しては一般的な人よりも優れているでしょう。そして投資をしている人がほとんどではないでしょうか?貯金のみでセミリタイアしている人もいますがかなり稀です。

そしてセミリタイア後も投資を継続している場合が多いですよね。投資とはいっても株式・債券・不動産におおまかに分類されますが株式投資が主体のことが多いです。私もリスク資産は株式100%です。

株安円高で資産減少

株式投資をしている場合は日本や海外に投資をすることになりますが株高のときもあれば株安のこともあります。株安になれば資産は減少しますよね。また円高によっても資産は減少する場合が多いです。

海外株式を保有していれば為替の影響を受けるのでわかりやすいですが、日本株でも同じような傾向があります。これは日本株とはいっても取引先が海外の場合が多くなってきているからです。もちろんこの逆の円高になれば株高になるものもありますが、株式投資を行う上で株安円高は資産減少につながりやすい傾向にあると思います。

セミリタイア時期は株安円高時が最高

過去を振り返っても景気循環というのは必ず起こります。そして今後も間違いなく景気循環は起こるでしょう。そう考えるとセミリタイア時期は株安円高時が最高だと思うのです。

株安円高時というのは資産が最も減少している時になるので景気循環があるならその後は資産が増える可能性が高いです。最も資産が少ない時期でもセミリタイアを決断できるならかなり安泰ではないでしょうか。

ただ株安円高がどこまで続くかはわからないのでその判断には迷うことがでてきそうですよね。しかし株価が好調のときは案外わかりやすいものです。最近では2017年がそれにあたります。

参照:SBI証券NYダウ

こちらはNYダウのチャートですが赤枠が2017年、青枠が2018年です。2017年はいつかっても儲かる相場だったことがよくわかります。とはいえこのような状態はかなりの特殊なケースです。

少なくともこのような特殊な相場好調のピークではセミリタイア時期は様子見をした方がいいと考えます。もちろん相場なんて関係なく資産はがっつりあるから大丈夫という人は問題ないでしょう。

しかし資金3000~7000万程度でセミリタイアする場合は注意が必要です。何故そう思うのかというと私が2017年9月にセミリタイアしたからなんですよね。

セミリタイア開始時期2017年9月と2018年12月のリスク資産を比べるとマイナス1000万程度となっていました。今では半分ほど戻っていますがセミリタイア当初には戻り切っていないのが現状です。

これが2018年12月にセミリタイアを開始していれば資産の推移はまったく違った展開になることはすぐにわかりますよね。これはあくまで結果論ですがイケイケ相場のときには注意が必要だということです。

コメント

  1. 自分は2014年末にリタイアしましたが、当時の日経平均は17,450円、ドル円は
    119.52円ですので、今より株安円安だったという事でしょうか。
    トータルでは、相場に恵まれたと思っています。
    まぁ、リタイア時期のタイミングも人生と同じで運が全てかな。

  2. 一番いいのは株価が最低の時でゆえに景気も悪く早期退職制度に応募できて多めの退職金をもらい、その退職金を高配当株に突っ込みまくって早期リタイアでしょうねw

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