セミリタイア後のアセットアロケーションと資産減少時の対応

セミリタイア, 資産運用, 資産運用方針

ブログ「アメリカ株でアーリーリタイアを目指す」のはちどうきゅうどうさんが「長期投資のポートフォリオは、株式100%でいいのか?」という記事を投稿していました。私もサラリーマン時代は株式100%でいいという考えでしたがセミリタイア後は少し考えるとろこもあったので記事にしてみます。

 

 



 

資産形成期は株式100%が最適解

おかれている状況、投資する目的によってアセットアロケーションやポートフォリオは変化する

はちどうきゅうどうさんのブログ

ほとんどの方はサラリーマンだろうからサラリーマンの資産形成という前提に元ずくと現役時代は資産形成期となり株式100%が最適解となるでしょう。株式の最大リスクをー50%程度としてもサラリーマンからの給与があるわけだから普段の生活は心配いりません。

>投資する目的によってアセットアロケーションやポートフォリオは変化する

この部分がとても気になりました。投資する目的というのは資産形成期なのか取り崩しなどにより資産を活用していく時期なのかということになりますが私もセミリタイアしてからアセットアロケーションに迷いが生じるようになったからです。

 

セミリタイア後は債券やリートにも投資することは必要?

私は現役時代は株式100%(日本株式・先進国株式)というアセットアロケーションでした。セミリタイアして2か月後もこのアセットアロケーションは崩していません。

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いろいろと忙しくて資産管理ができていなかったというのがありますが落ち着いてきて自分のアセットアロケーションを考えてみると債券やリートといった株式以外の資産クラスがあってもいいのではないかと感じるようになりました。

資産クラスを分散することによってリスクを軽減するという考えが一般的にはありますが個人的には下がる時は全部一緒に下がるしあまり意味がないなと感じています。(まったく意味がないということではなく私の所感として手間をかけるほどではないということです)

私が株式以外の資産クラスに目が向いたのはETFの活用により分配金があった方がいいのでは?と考えたからです。定期的な収入がなくなると何となくさみしくなったのです。だから私の場合は純粋なアセットアロケーションを考えたというわけではなく自分の欲だけで債券やリートを混ぜた方がいいかなと思った次第です。

はちどうきゅうどうさんの記事がなければ債券やリートに投資していたかもしれませんが改めて考えてみるとやはり債券やリートは必要ないという結論に達しました。

 

セミリタイア後も株式100%でいい理由と条件

セミリタイア後も株式100%でいい理由は株式、債券、リートの中でリターンが最も高く見込めるからです。投資をしている人はどこかの時点で投資をやめて現金化するでしょうか?私自身も含めてですがこれはないと考えています。

つまり長期投資とは自分が死ぬまで続くものだと考えています。そうであるならばリターンの見込みが最も高い株式に100%投資することが合理的だといえます。

 

続いてセミリタイア後も株式100%でいい条件ですがこれにはいくつかあります。はちどうきゅうどうさんのブログ記事にあるものを引用してみます。

株式:債券の割合ごとの色分け

  • 100:0
  • 60:40
  • 40:60

ここでいう株式とはS&P500インデックスを指す。

2007年10月のS&P500株価のピーク時にそれぞれのポートフォリオを構築した場合、即座に暴落に巻き込まれる。そしてリターンが回復するのには長い年月を要する。

株式:債券の割合により、ピーク時にまで戻るのはいつだったのか?ドルベースで示すとご覧の通り。

  • 100:0→2012年3月
  • 60:40→2010年10月
  • 40:60→2009年11月

ピーク時にまで回復するのに要した時間は

  • 100:0→4年5カ月
  • 60:40→3年
  • 40:60→2年1か月

 

ここで見て欲しいのはピーク時にまで回復するのに要した時間です。株式100%の場合は4年5カ月となっています。私も以前調べましたが先進国株式クラスでは5年程度あれば回復するという見込みで今後も推移するのではないだろうかと考えています。

つまりセミリタイア後も株式100%でいい条件のひとつとして5年分の生活費を預貯金で確保していることがあげられます。

もう一つの条件は何らかの方法で収入を得て生活費を補填するということです。先ほども言いましたように5年程度で株式の回復を見込んでいる場合はその間だけ働くという選択肢もあります。

 

「おかれている状況」の90%以上は資産規模を指していると言って間違いない

はじめに戻ってはちどうきゅうどうさんはこう言っています。

おかれている状況、投資する目的によってアセットアロケーションやポートフォリオは変化する

この「おかれている状況」というのは就業形態や家族構成、セミリタイアなどの自分の状況や環境ということも含まれていると思いますが資産規模という要因が90%以上占めていると考えます。

何故なら資産形成とはお金を増やす行為なのでお金が満たされていれば、投資する目的もなくなりアセットアロケーションなども気にしなくていいはずです。

仮に100億あったらアセットアロケーションなんて対して気にもならないはずです。株式100%で50%下落してもまだ50億あるわけですからアセットアロケーションなんてどうでもいいことでしょう。

しかし100億なんていうお金をサラリーマンが手にすることはほとんどないわけですから現実的にみて1億、いやそこまで到達できる人も少ないだろうから5000万が資産規模のひとつの節目となるのではないでしょう。

つまりこう言い換えることができるのではないでしょうか。

資産額に応じて最適なアセットアロケーションとポートフォリオは変化する

 

 

セミリタイア後のアセットアロケーションと資産減少時の対応

セミリタイア後のアセットアロケーションは株式100%で問題なし

ただし生活費5年分(生活防衛資金2年分+生活費3年分)の預貯金は確保しておく

資産減少時には就労または何かしらで収入を得る

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