お金に縛られずに自分のやりたいことをやって行きたい場所には旅行にいって人生を楽しみましょうというメッセージをたまにツイッターやブログで見かけるのですが、そういうメッセージを発信している人はお金を持ってるんですよね。
あ、これはもちろん確かめようがないんですがどう考えてもお金に困っているようには見えない発信が多いのが事実ではないでしょうか。
日常のちょっとしたことを楽しむことはできるといっても、お金に不安のある状態では本当に楽しい気持ちになることはないでしょう。
「お金がある」といっても程度問題
基本的に私は借金がない状態ならば「お金はある」といっても差し支えないと考えています。これは経験上、借金があると本当にいつも頭の中はお金のことだけになります。一般的な人が借金をする可能性として高いのは「住宅ローン」「奨学金」があります。
良い借金と悪い借金があると言ったりしますが個人的には良い借金はないと考えています。しかし住宅ローンや奨学金のように借金しなければならないときもあるでしょうから、このような借金は人生の糧になるかもしれませんね。
最も悪い借金は遊ぶお金欲しさにどんどん借り入れをしてしまうことでしょう。こうなってしまうと頭の中は借金返済のことでいっぱいになってしまいます。あまりに金額が大きくなりすぎるともう訳が分からなくなってしまう人もいるんでしょう。
住宅ローンや奨学金など仕方なく借金している場合も経済的にはお金がない状態だと言えるでしょう。つまり「お金がある」という状態の最低限の状態は借金がないこと言えます。
お金がもたらす精神安定剤のステージ
お金があるといっても程度問題だといいましたがどのぐらいのお金があれば精神的に落ち着くことができるでしょうか。落ち着くとはもはや個々の感性になりますので正解はないでしょうから私の感性でステージを分けてみたいと思います。
貯金100万
最初の大きなお金って100万ぐらいだと感じます。最初は誰でもお金をもっていませんから自分で働いて貯金100万になったときにはちょっとした自信と安心感が出るんじゃないかな。
100万という具体的な数字を出しましたが、100万は誰しもが考えるであろう目標であったり通過点だと思います。その後はお金が増えていくにしても金額での感じ方は人それぞれになると思うのでここからは生活費でお金の安心感をみていきます。
生活費1年分
生活費1年分のお金があると精神的に少しゆとりが出るのではないでしょうか。おそらく100万以上でしょうから金額的にも余裕を感じることができます。
生活費5年分
仮に生活費年200万とすると1000万ですから金額的にも大台にのりますね。金融資産的にも精神的にもひとつの区切りになると思います。生活費1年分よりも精神的に安定するのは間違いないでしょう。
生活費10年分
先ほどの仮条件でいくと2000万になりますが、このあたりになるとお金から得る安心感はピークになるのではないかと感じます。つまりこれ以上お金があっても精神的な安定剤としての効果はあまり変わらないと思います。
これらの過程はは私自身の感情ですが一般的にはどうなんでしょうね。
余談ですけどアッパーマス層に入るとほとんどお金は減っていかないという感覚になります。投資をしていると増えたり減ったりするんですけど、あまり気にならなくなるっていう感じかな。
お金はあればあるほどいいけど、精神安定剤としての効果は生活費10年分がピークである。
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