ミステリー小説読了後の爽快感




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私は中学生ぐらいの頃から小説を読み始めてかなり数を読んできました。たぶん1000冊には届いていないでしょうが近い数字じゃないかと思います。ミステリー小説をたくさん読んでくるといくつかのパターンがあることがわかります。

しかしパターンに当てはまってもさらにおもしろいと感じる小説もありますし、今まで味わったことのない感覚のトリックが書かれているものもあり、そういった作品に出会う度に爽快感を感じます。

ミステリー小説の醍醐味は謎解きにあります。その謎が犯人を予想することなのか、犯行の動機を予想することなのかはたまた犯行のトリックを解き明かすことなのかと色々とあるわけですね。

小説の書き方は色々とあるようですが私が好きなのは叙述(じょじゅつ)トリックと呼ばれるものです。簡単に説明すると読者に良い意味で誤解させるような書き方をしているものです。

最近読んだ叙述トリックのおもしろかった作品は、深木章子「消人屋敷の殺人」です。いわゆる館もの小説でクローズドサークル(何らかの事情で外界との連絡がとれない状況)での出来事を扱ったものですがとても秀逸でした。

叙述トリックと一言にいっても人物・場所・時間等を錯覚させるものに分かれます。上記の作品は読んでいて何か変だなと思ったことが最終的にわかると気持ちがすっきりします。一種のアハ体験に似ているんでしょうか。

読書中に何か変だな?と感じる感情を起こさせる小説は私の中でとても読みごたえがあるんですよね。

もうひとつ作品を紹介しておくと、湊かなえ「落日」も素晴らしい作品でした。こちらも叙述トリックが使われていますがそれよりもすごいと感じたのが、よく分からないからもっと読み進めたいという感情を持たせてくれたことです。

ミステリー小説によくある読みたい動機としては、謎を解き明かしたいから先を読みたいというのがありますが落日においては明確な謎があるから読みたいのじゃなく何が謎なのかを解き明かしたいから読みたくなったんですよね。

湊かなえは嫌ミスの女王と呼ばれていますがまだまだ健在だと感じました。

落日において言えば最後に謎が解明されたときとても切なくなってしまいました。

殊能将之(しゅのう まさゆき)の「ハサミ男」という作品も良かったです。少しだけネタバレするとこの作品ではある人物に関して叙述トリックが使われています。最後の方までわからなかったのでとても楽しめた作品のひとつです。

最後に私の大好きな作家である東野圭吾作品についてふれておきます。数多くの作品を世に送り出している作家ですから名前ぐらいは聞いたことがあるでしょう。その中で私が叙述トリックの名作と感じるのは「仮面山荘殺人事件」です。

もしこの作品を読んでいない方がいれば読んでみることをおすすめします。ミステリー小説好きにはたまらない展開です。

ミステリー小説作家はどんどん増えている、もしくは私が読んだことがない作品の作家もいるので今後もどんどん読み進めていきたいと思います。

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