NISA拡充・恒久化を受けての私の方針

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2024年1月1日からNISAの拡充・恒久化がスタートします。私的に大幅改善されてとても良い制度になったなと感じています。そこで今回の記事では私がどのように活用していくかを備忘録として書き留めておきます。

私は51歳になりますのですでに年金の背中が見えてきています。またセミリタイアしていて新たなキャッシュフロー(労働収入)はほぼ見込めません。そういった視点での方針になります。

この記事を読んでくださる皆様は年齢も様々でしょうからご自身の状況に応じて投資していくことを念頭にお読みいただけると幸いです。

2024年1月1日からはじまるNISA拡充・恒久化の内容

2022年12月16日に令和5年度税制改正大綱が公表されました。

令和5年度税制改正大綱

NISAに関する部分は3~4ページ、23~26ページになります。

令和5年度税制改正の大綱における金融庁関係の主要項目について(令和4年12月23日)

まとめると次のようになりますね。

特筆すべきなのは売却したら生涯の投資上限枠は復活しますが年間投資枠は復活しないということです。つまり毎年投資できるのは最大360万円(120万円+240万円)ということになりますね。

NISA拡充・恒久化を受けての私の方針

生涯の投資上限1800万円を最速の5年で埋める

1年間に投資できる金額はつみたて枠120万円と成長投資枠240万円の合計360万円となり、これを5年続けると生涯の投資上限1800万円に到達します。

資金が準備出来ない方や若い方はもっと長い時間をかけて投資することはありだと思いますが私の場合は年齢を考慮して最短で埋めることにしました。もちろん若い方でも最短で埋めることに反対はしませんがライフイベントが多い期間に投資にお金をかけすぎてその時にしかできないであろう経験をしないのはもったいないと考えています。

投資商品は何にするか

私はつみたてNISAや特定口座ではたわらノーロード先進国株式に投資していますが今回のNISAではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資しようかと迷いました。迷った理由としては商品を変えるなら最後のきっかけになるだろうということと無難に全世界に投資した方がいいんじゃないと感じたからです。

長期的な投資になるのは明白ですからどの国の成長も取り込めるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は無難な選択肢になります。しかしたわらノーロード先進国株式に投資した時も長期的なものになると考えて投資したはずなんですよね。

長期的の長期とはどのぐらいないのかですが私は30年ぐらいだと考えています。30年後には私は80歳ですから生きていてもかなりリスク資産は減少していると思うんですよね。

たわらノーロード先進国株式とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の大きな違いは日本と新興国が入っているかいないかとなりますが日本と新興国のリターンが今後良好と考えるなら後者を選択してもいいでしょう。

私は前者に投資した時も考えたのですが日本の指数に投資する気にはなれない、新興国は爆発的な伸びも考えられるが国自体が成熟していないので不安定感がぬぐえないと感じます。

また現代のようなグローバルな世界で日本や新興国が単独で成長することはあり得ないと思います。そうすると日本や新興国での経済成長は先進国も恩恵を受けるのではないでしょうか。

たぶんこう考えたのは10年ぐらい前だった気がします。当時はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のような1本で完結できる商品がなかったので日本、先進国、新興国と3つのインデックスファンドを購入していましたが上記の考えにより先進国のみでいいかなと決めたのを思い出します。

再考してみましたがやはり日本や新興国には投資しなくても問題ないと思うので2024年からのNISAもたわらノーロード先進国株式を購入していきます。

追記(2022年12月24日):投資商品についてですがもう考えるのが面倒になったので思考停止でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)にぶちこみます。大差はないけどeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方が無難だよねって感じです。

Twitterでのご意見を載せておきます。

資金は特定口座の投資信託を売却

資金についてはセミリタイアして労働収入はほぼ生活費になるので特定口座の投資信託を売却して充てる予定です。日本個別株もありますがこちらはしばらく保有しておきます。何故かというと私はインデックスファンドを購入しますが個別株を購入する人も少なからずいるはずですから一定の上昇は見込めるのではないかと考えているんですよね。

ゆくゆくは日本個別株は減らしていく予定ですからどこかで売却のターンになると思いますが当面は投資信託を売却してNISAの資金に充てる予定です。

取り崩し開始時期はいつにするか

お金が必要になったら取り崩せばいいという意見もありますが損益がマイナスの時に取り崩せばNISAの恩恵をまったく受けれずに損するだけになってしまいます。

NISAはとても良い制度ですがそれは利益が出ればの話になりますね。

先進国株式インデックスを選んだのは長期的に右肩上がりを想定できるからですが単年や数年ではマイナスになることも珍しくありません。

老後2000万円問題ではありませんが私はNISAはいわゆる老後資金に充てようと考えています。その時にならないとはっきりしたことはわかりませんが私が65歳になる14年後ぐらいから取り崩していこうかなと思っています。

14年後にプラスになっているのかマイナスになっているのかわかりませんが右肩上がりを想定している以上その時期にはプラスになっていて欲しいですね。

あ、もちろんお金が必要になったりもっと良案があれば途中での取り崩しも検討しますよ。

NISA拡充・恒久化を受けての私の方針まとめ

・生涯の投資上限1800万円を最速の5年で埋める

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

・資金は特定口座の投資信託を売却

・取り崩し時期は2036年予定

コメント

  1. 一読者 より:

    こんにちは。実は私もリタイアまでカウントダウンに入っておりほぼ投資を完成させている状態です。
    その上で新NISAをどのように活用すべきか,あるいはあえて利用しないべきか考えています。
    特定口座の投信を売却するうえで譲渡益への課税(投資期間が15年を超え100%以上利益が乗っているものも多数)がネックだと考えていましたが,クロスパールさんはその辺りはどのようにお考えですか?

    • 一読者様
      リタイアまでもう少しということで楽しみですね。
      結論から言うと特定口座の含み益に関わらず売却してNISAを利用した方がほぼお得になります。
      ・右肩上がりを想定できる商品であること(全世界株・米国株・先進国株などのインデックス)
      ・利益が出るまで取り崩さないでいられること(私は15年を想定)

      ざっくりですが、A 特定口座100万円(元本50万円・含み益50万円)の場合に年リターン10%とすると、
      1年後には110万円(元本50万円・含み益60万円)になり税(20%)引き後の手取りは98万円

      同条件でAを売却してNISAに移した場合は、90万円からスタートして1年後には99万円の手取りになりますよね。

      つまりマイナスリターンでない限りほぼNISAに移した方が手取りが多くなります。
      (これらの検証は検索すればいくらでも出てくるので詳細が知りたい場合は調べてみてください)

      ということで私は基本的には特定口座売却→NISAの流れを考えています。

      ここから個人的な状況になりますが総合課税で非課税枠があまるならその分だけ売却してNISAに移せば税金はほぼゼロで移せると考えています。
      問題点としては時間がかかるので機会損失を考慮するとどうなのかなあ?ということです。
      まだ1年ありますのでゆっくり考えてみるつもりです。

      • 一読者 より:

        コメントへの返信ありがとうございます。
        なるほど。特定口座を売却して新NISAに移すという意見が多いのはそういう試算の結果なのですね。他の方も検証されたいるとのことなので探してみます。
        ありがとうございました。

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