以前にも日本株は購入していましたがサラリーマン時代は数銘柄しか保有していませんでした。しかしセミリタイア後から少しずつ日本株を購入するようになり最大56銘柄を保有するに至りました。
概ね2年間、日本株を数十銘柄保有していたのですが2019年11月にはそのほとんどを売却して現在では4銘柄のみとなっています。
何故このような展開になったのかを探ってみたいと思います。
56銘柄のポートフォリオはこちらです。
日本株を購入する動機が確固たるものでなかった
サラリーマン時代は毎月のキャッシュフローがあったので配当金というキャッシュフローに憧れることはほとんどありませんでした。しかしセミリタイア後にキャッシュフローがなくなると途端に心細い気持ちになってしまったんですよね。
その不安な気持ちをやわらげる一環として配当金目的の日本株購入に踏み切りました。つまり配当金投資としての計画も何もなく単なる衝動ではじめてしまった感は否めません。
割安や成長性などの判断ができない
個別株の場合は企業の業績や今後の方針によって大きく株価が動きます。財務諸表やサービスの将来性などを判断する力量があれば個別株を良いタイミングで購入する可能性は高まります。
しかし私はそういったことは全くわかりません。何となく相場全体が下落したときに欲しい株があれば購入するというスタイルでした。これはこれでいいのかもしれませんが、いざ数十銘柄保有してみると相場の流れとは逆行する銘柄もでてきます。
分散できているということになるのかもしれませんが、何故そうなっているのか皆目見当がつかない状態では株を保有するという信念みたいなものが揺らぐと感じました。
インデックスのような右肩上がりを想定できるものであればいいですが、個別株はその名の通り個別の事情があり変動します。
割安や成長性を鑑みて購入することはとても難しいと感じました。
一生懸命頑張ってもインデックスの成績を下回る
人にもよるでしょうが私がどれだけ財務諸表を読めるようになってもインデックスを上回る成績を残せるような気がしません。先進国株式インデックスの利回りが年平均4%とするとこの数字を超えなければ意味ないと思うんですよね。
配当利回りという点でいえば超えることはできるかもしれませんが資産が目減りしていては本末転倒だと思うんですよね。インカムゲインとキャピタルゲインのトータルリターンで年4%を継続して出していくことは私にはかなり難しいです。
まとめ:日本株からほぼ撤退した原因
「キャッシュフローがなくなった心の淋しさに負けてしまった」
もうこれに尽きますね。
何とかプラスで着地できたのは不幸中の幸いでした。
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