セミリタイア界隈で話題になった「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本の中では死ぬ時にはお金はゼロが望ましいというものでした。詳細は本を読んでもらいたいですが簡単に説明するとお金が余っているということはお金を得る為に貴重な経験の機会を逃したということみたいです。
日本の場合は40~50代で仕事を辞めてしまうとよっぽどのスキルがないと辞める前のサラリーマンとしての給料を得ることはできません。他方副業などで稼ぐという方法もありますがこれも厳しい現実があります。
そう考えると資産にある程度余裕を持ってセミリタイアするのが妥当な方法になるでしょう。
DIE WITH ZERO の考えは理想的ではありますが現実的ではないということですね。
またセミリタイア後から死ぬまでの支出を完全に把握することは無理ですからここでも多少の余裕をみることになります。どれぐらい余裕をみるのかはそれぞれですがギリギリ過ぎても不安が大きくなりますし、余裕があり過ぎても経験の機会損失になるので難しいですよね。
私はどちらかというとギリギリの資産でセミリタイアしましたが運良く株式相場が好調であったために結果的には資産規模を大きくすることができました。
これによりたぶん資産は余ると考えています。
ただ余るからたくさん使っていこうという思考にはなりません。やはり無駄金は使いたくないからですね。自分の満足できることに使っていくことを前提にするとたぶん余るということです。
このお金が余ることについては特にもったいないと感じることはなく、安心感の方が強いです。老後にお金がないことはかなりの恐怖を感じることでしょう。これは知人にそういった人がいるので身をもって感じてしまいます。
だから余ったら余ったでいいやという感じでこれからも今まで通りのお金の使い方をしていきたいと思います。
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