大江英樹「お金の増やし方・守り方」

読書感想

 

大江英樹「お金の増やし方・守り方」読みました。投資の方法などではなく日常お金に対する意識がどのようなものかということに焦点を当てたものです。普段から意識しておかないと無意識に損をする行動を取りがちなことを金融用語や日常の出来事を交えて書かれています。

概ねそうだなと納得できることばかりなのですが3つほどどうなのかな?と感じた部分があるのでピックアップしてみます。

 

1万円札1枚と1000円札10枚は同じ1万円だが1000円札10枚の方が心理的に使う抵抗感が少なくなる。だから1万円札を崩すと早くなくなりやすい。

これって昔から言われているけど、読者の方はどうなんでしょうか? 同じお金の価値だから見た目が変化しただけで心理的抵抗が少なくなるというのはちょっと解せません。仮に使う抵抗が少なくなっても必要なものだけを買うとしていたらどちらでも同じだと考えます。だから使う人はどんな形態でも使うんじゃないのかな。

 

 

利他的な行為が結局は自分の満足感を高めることになっている。お金を使うときも自分の為にお金を使うよりも他人の為にお金を使い喜んでもらったほうが幸福感は増す。

たしかに自分の為よりも他人にお金を使って喜んでもらえる方がうれしいです。ただ著者は統計の取り方によってそのデータは違った顔をみせてくると言っているのですが「幸福感が増す」という統計をどうやってとったんだろう? もしくはどうやって知ったのだろう? ある実験をしたというエピソードはあるけど単に偏ったデータだったかもしれない。

 

 

人は誰でも、遠い将来の老後生活の安定のために今やりたいことを我慢することができないのです。

いや、これ絶対違うし。これが本当だったらサラリーマン辞める人はもっと多いんじゃないのかい? それとも多くのサラリーマンは我慢せずにやっているのかなあ?

お金を貯めるために今我慢することは楽しくありませんというくだりもあるんだけど、お金を貯めるのが楽しいと思える人しかお金って貯まらん気がする。

 

一つの意見としてこういうのがあるよって感じで受け取ると違和感ないけど自分の状況と比べるとこういう本はどっか違和感の部分がでてきてしまいますよね。

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