参照:鳥取市公式ウェブサイト http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1526539244621/index.html
押しだしましょう子さんの話し方講座というものがあり受講してきました。押しだしましょう子さんは鳥取市役所に勤めながら芸人としても活躍している女性です。
波乱万丈な人生
押しだしましょう子さんはアナウンサーを目指していましたがなかなか合格できずにアルバイトをしながらがんばっていたそうです。地方でアナウンサーの契約社員という形で活躍していたこともあるようですが期限が切れると他のアナウンサー試験を受けるのですが落ち続けたということです。
一旦故郷の富山県に戻って、朝昼晩とアルバイトをしながら再起を伺い現在は鳥取市役所に勤めておられます。
芸人としては「女芸人No.1決定戦 THE W」にも出場しています。
迷いながらも自分の人生をしっかりと生きているという印象です。
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なんとかなるは絶対にどうにもならないということを実感
押しだしましょう子さんは「なんとかなる」という気持ちでアナウンサー試験を受けていたそうですが結果的になんとかなることはなかったそうです。なんとかなるという気持ちで試験を受けると自分の中で確たるものがなく面接の受け答えがうまくできないと言っていました。
それ以来「なんとかなる」という気持ちでやったことは絶対にどうにもならないということを学んだということです。
「なんとかなる」・・・私もこのように考えることはあるのですがそこまでの準備次第だと思うんですよね。アナウンサー試験のことはよくわからないのですが仕事においてはどれだけ事前に用意周到に準備できたかにかかっています。
その準備というのも出来る限りあらゆるパターンを想定することで「なんとかなる」確率はアップすると思います。
家族のありがたみを痛感
押しだしましょう子さんは実家に戻り7か月間家族と暮らす生活があったそうなのですが何度もくじけそうになったときに家族のやさしさを感じたそうです。
これには私も同感です。かつてリーマンショックで大損を出してしまったときに茫然自失となりましたが家族がいたから乗り切ることができました。
うまくしゃべれるようになるには練習あるのみ
押しだしましょう子さんは発声練習など毎日うまくしゃべれるように努力しているそうです。アナウンサーであるためには必要なことですが相当な努力をしているんだなあと感じました。
これは何にでも当てはまると思います。練習なくして本番がうまくいくことなんてありませんからどれだけ自分が練習したかが自信につながるという感じです。
質疑応答「緊張せずにうまくしゃべるようになりたい」
最後に質疑応答があったのですが、みなさんだいたい「緊張せずにうまくしゃべれるようになりたい」という感じのものでした。
押しだしましょう子さんは日々の練習や失敗した時の分析をして次に備えるということを答えていました。
私もそれには同意なのですが、「緊張せずにうまくしゃべれるようになる」には失敗したっていいじゃんというある意味開き直りの心境が必要なんじゃないかと思います。在職中は300人程度の前でしゃべることもありましたが間違ったっていいじゃんの心境でいつもしゃべっていたのであまり緊張することはありませんでした。
包み隠さずそれが自分だからいいと思うんですけどね。
押しだしましょう子さんの印象
押しだしましょう子さんを生で見たのは初めてではありませんが、講座のときは何だか疲れているのかなあと感じました。イベントの司会でも何度か見かけていましたし多忙で疲れが出ていたのかもしれません。
講座自体は楽しく過ごせてあっという間に時間が過ぎていきました。
アナウンサーと芸人の両輪で今後もやっていきたいという抱負を語っていましたので期待したいと思います。
押しだしましょう子さん、ありがとうございました。
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