石持浅海「玩具店の英雄」

読書感想

大迫警視正、津久井操、座間味君の奇妙な関係でおりなす事件の真相を掘り出す短編集です。

大迫警視正は警視正ということから警察関係者です。津久井操も警察関係者ですが裏手の事件の発生を未然に防ぐことができるのかという研究をしている女性です。

そして本編の主人公、座間味君とは「月の扉」事件で活躍した一般人です。

 

津久井操が研究した事件を3人の食事の席で話すのですが操が出した結論や事件の報告書の裏に隠された真意を座間味君が見抜くという展開です。

発想の転換ともいうべき意外な方向から明快に真意にたどり着く座間味君の考え方が爽快です。7編からなる短編小説ですが話の展開は毎回同じなのですがわかっていても引きこまれる魅力があります。

「月の扉」を読んでからの読書をおすすめします。

 

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