2019年も残り1か月を切りましたね。今年はどんな年だったのかなあと振り返る時期になってきました。当ブログを見ている読者は少なからずセミリタイアという生き方に関心があると思います。
セミリタイアで迷っている人の一番の気がかりは資産でしょう。どのぐらいの資産があればいいのかは人それぞれですがセミリタイアをするかどうか迷うという感情が出てくるということは、いけるかいけないかの微妙なラインにきているからだと想像できます。
私はセミリタイア3年目に突入していますが生活リズムも整いだして今後の展開も明るいと感じることができるようになりました。お金はあるだけあった方がいいのは間違いありませんが、サラリーマンがお金を得るということは一定量の時間を費やしていることになります。
セミリタイアするのに迷ってしまう分岐点の資産とはいくらぐらいなんでしょうね。
セミリタイアする資産の分岐点
セミリタイアする資産の分岐点、つまりどうしようか迷ってしまう資産額というのは一概にはいえませんが個人的にはある程度あると考えています。
その目安が、独身2000万、夫婦のみ3000万です。
特に根拠はありませんが感覚的にこのあたりの数字で迷う人が多いのではないいでしょうか。
あくまでセミリタイアですから労働収入などの多少の収入は必要になります。
個人の状況にあわせて考えてもらいたいのですがたぶんこの資産ではまったくの無収入では厳しいと感じることだと思います。それでもやってやれないことはないというお金の量だと思うんですよね。
ちなみに「生活費×25年」の資産がある場合は迷わずセミリタイアすることをおすすめします。
資金を安全に見積もれば見積もるほどお金はたくさんいることになりますが、その分時間もかかってしまいます。仮に独身2000万、夫婦のみ3000万でセミリタイアする場合は本来得るはずだったものを放棄してもいいのかどうかを吟味する必要があります。
将来的に得るはずだったお金と交換できる物やサービス
セミリタイアする、つまり正社員というレールを降りるということは将来的に得るはずだったお金を放棄することと同義です。今の世の中はお金と交換できる物やサービスが溢れています。ある意味ではお金があれば何でもできるというのは間違ってはいないんですよね。
先ほどのセミリタイアするかどうか迷ってしまうお金を持った時に実行するのかどうかは、今後得られるであったろう物やサービスが自分にとってどれぐらいの価値があるのか考えてみるといいのかもしれません。
高級車が欲しい、タワーマンションに住みたいなどに価値を感じるのであればとてもじゃないですがセミリタイア分岐点の資産では足りません。海外旅行に頻繁に行きたい、ブランドのバッグなどが欲しいといった欲望もお金がないとできませんよね。
このように世の中ではお金さえあればできることがたくさんあります。お金を使って幸福感や満足感を得ることに価値を感じるのであればギリギリの資産でセミリタイアすることは確実に不幸を招くでしょう。
サラリーマンを辞めるということは得るお金も少なくなるということです。資産と今後得るお金で自分が満足できる物やサービスを享受できると考えるならセミリタイアしてもいいと言えます。
セミリタイア分岐点資産と年齢
セミリタイア分岐点資産はいわばギリギリのお金ですから心もとないことは間違いないです。しかしここに年齢という要素を加えるとぐっとその景色は違ってきます。例えば独身30歳と50歳で同じ2000万という資産がある場合では後者の心配は圧倒的に少なくなるでしょう。
これは寿命までの年齢が近づいているからですね。死ぬ時にお金はいりませんから徐々にお金の価値ちうというのは減少していきます。 お金も重要ですが自分の時間も考えて生きていくのがいいですね。
具体的なシミュレーションはこちらの記事をご覧ください。
セミリタイアに迷っている方はこちらの記事もご覧ください
コメント
まるでボクのためにあるような記事(*´ェ`*)
安定収入を放棄するわけですから、やっぱり悩んじゃいます。
クロスパールさんもセミリタイアする時には悩みましたか?
もし悩んだのだとしたら何に悩んだのでしょう?
そしてその悩みがセミリタイアしてから、どのように変わったか教えて欲しいです(´・ω・`)
八百祢さん
こちらの記事を書きましたのでコメントの返信とさせてください。
セミリタイアする時に悩んだことは何か