セミリタイア・ダウンシフト生活に移行する方法といっても特別なことをする必要や特別な才能が必要なわけではないと考えています。本のタイトルで誰でもできるけどほとんどの人がやらない方法なんてものがありますが、感覚的にはそういうものだと思います。
セミリタイアに移行する方法に関する記事は多くの方が書かれていますし、私もいくつか書いてきましたが自分の中でほぼ考えが固まってきたのでこの辺りで一度まとめておくことにしました。
この記事は多くの一般的なサラリーマンがセミリタイア・ダウンシフトに移行する方法論をまとめたものです。年収で言えば300~500万程度と考えてもらえれば差し支えないと思います。なおイレギュラーな宝くじが当たったや莫大な遺産を相続したということは除外します。
もろもろの詳細はセミリタイアの考察カテゴリーをご覧ください
セミリタイアを達成するために
多くのサラリーマンはセミリタイア・ダウンシフトを目指すことが最適解
アーリーリタイアのことはアメリカではFIRE(Financial Independence and Retirement Early)というそうですが日本語になおすと完全リタイアという呼び方になるでしょうか。FIREとは経済的自由を意味していますがこの状態になるにはかなり長い時間がかかることが予想されます。
人生100年時代と言われるようになりましたが基本的には健康寿命を考えると80歳ぐらいまでの生活設計を考えておけばいいのではないでしょうか。命はいつ尽きるとも限りませんがあまり長く見積もってしまうとセミリタイア・ダウンシフトに踏み込めないでしょう。
定年(60歳)まで働いて老後を楽しく過ごすというモデルはいまでも多くの人の考えにあるようですが自分自身がセミリタイア・ダウンシフトに移行して感じるのは年齢が若ければ若い方がメリットが多大にあると感じます。
最も大きなメリットは体が動くということです。60歳以降でも元気な人が増えてきましたがやはり40代と60代では体の動きが全然違うと思うんですよね。また何かをやるにしても若い時の方が柔軟に対応できて気力も充実しているのではないでしょうか。
この最大のメリットを活かすためにはFIRE・完全リタイアを目指すよりもセミリタイア・ダウンシフトを目指す方がより人生を楽しめると考えます。
ダウンシフトについてはこちらの記事を参考にしてください

セミリタイア・ダウンシフトに必要な資産は3000~5000万
資産5000万というのはおおきな金額ですが計画的に進めていけば作ることができると考えています。独身の方ならば資産3000万でも問題ないと考えます。
独身 3000万
夫婦のみ 5000万
これが一つの目安になるでしょうか。
資産を貯めるには節約
資産を貯めるには収入を増やすか、支出を減らすか、運用利回りを上げるかの3つの方法以外にはありません。最も簡単なのは支出を減らすであり確実に効果があります。節約といっても次の4点に気を付ければいいでしょう。
1 住居費を抑える
4 保険を抑える
資産運用はインデックス投資
先進国株式インデックスの運用利回り過去30年で約9%です。過去データが未来に反映されるかどうかはわかりませんが5%程度は無難にクリアできると考えています。
参照:my index
この5%を超える運用を自分でできると考えれば他の方法でもいいでしょうが、毎年平均5%を達成するのは難しいと感じます。
現状で商品を選ぶとすれば、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスがベターだと考えています。
本業以外の収入源を検討
本業以外に収入を得ようとする場合、休みの日にアルバイトが簡単に思いつきますがこれは体に負担がかかるだけでなく精神的にもつらいでしょうからやめておいた方がいいでしょう。
そうするとネット収入になりますがやはりブログをおすすめしたいですね。例え月1000円でも自分で稼げることを体験できれば大きな財産になると思います。
他にも自分でできそうなことで収入になりそうなものを検討しておく方がいいです。
セミリタイア・ダウンシフトは選択肢のひとつ
ここまでの流れでわかるようにセミリタイア・ダウンシフトに必要なのはお金です。これは生きるためにも必要ですから大前提としておさえておかなければなりません。
実際にセミリタイア・ダウンシフトに移行するかはその時に判断すればいいです。
重要なのはいつでもセミリタイア・ダウンシフトできるというカードを手に入れることです。
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