日本一やさしい株の学校 書評1~証券市場のしくみ~




私たち個人投資家は株式市場において売買をすることができますが、そもそも株式市場ってどのような仕組みで成り立っているのでしょうか?

 

株式投資の入門書「日本一やさしい株の学校」を選んだ理由セミリタイアと株式投資

 







市場経済について

市場でモノやサービスを自由に売ったり買ったりする経済の仕組みを市場経済といいます。この市場経済は、目に見える形で物やサービスとお金の交換が行われる特徴があるのを実物経済、お金や金融資産を売買する経済活動のことを金融経済といいます。

ひとえに市場経済といっても「実物経済」と「金融経済」に分けて考えるんですね。株式の売買については金融経済に含まれます。私は金融経済という言葉は何度か聞いたことがあるのですが実物経済というのはたぶん聞いたことがないかな。

こうやって定義されているんだということがわかれば今後はそういう言葉を意識するので案外耳に入ってくることが多くなるかも。

 

お金を商品として売買する場所のことを金融市場といいます。1年以内の短期のお金のやりとりをする市場を短期金融市場、1年を超えるお金のやりとりをする市場を長期金融市場といいます。

この2つの市場のうち株式市場は「長期金融市場」に属します。また証券市場には株式市場と債券市場が含まれています。証券市場といえば株式市場のイメージが強いですが債券もあることを頭に入れておきたいですね。

 

証券市場のしくみ

証券市場(株式市場・債券市場)は発行市場と流通市場にわかれています。

発行市場とは発行者が株式や債券を発行して投資家を募り資金を調達する市場、流通市場とは発行されている株式や債券を投資家の間で売買する市場です。

個人投資家が株式を売買できる市場は流通市場となり、機関投資家や外国人投資家も参加することができるので活発な売買が行われています。外国人投資家はどれぐらいの資金量なのかわかりませんが機関投資家はそれなりの資金量でしょうから、日本の個人投資家が一銘柄に投資する金額なんてほんと微々たるもんなんだろうなと感じます。

 

金融経済
金融市場
短期金融市場 長期金融市場
証券市場
株式市場・債券市場
発行市場 流通市場

言葉だけではわかりにくですが表にするとこのような形になります。個人投資家の株式取引できる市場は流通市場ということですね。

 

企業が株式を発行する理由

これはとても簡単ですね。会社が事業をするために資金を集めることが目的です。資金を集める方法としては次の2通りがあります。

銀行などから借り入れる方法(間接金融)

株式を発行してお金を集める方法(直接金融)

間接金融の場合は利息や返済期限があるのでどちらかといえば直接金融の方がいいですね。我々投資家は株式を所有することで「配当金」「株主優待」を受け取ることができます。

ちなみにこの株式を売買できる企業というのは上場企業に限られます。本書の資料では平成28年4月5日現在3521社が上場しています。他方、非上場企業は409万社ということなので圧倒的に上場していない企業が多いんですね。

私が以前働いていた会社も上場していませんでした。典型的な一族企業だったので他社から経営方針に口出しされるのが嫌だったんだろうなと推測します。何となくのイメージですが上場していない企業よりも上場している企業の方が給与水準が高い感じがします。

 

また上場する場所として次の4つの証券取引所があります。

札幌証券取引所(札証)

名古屋証券取引所(明証)

福岡証券取引所(福証)

日本取引所グループ(JPX)(東証・大証)

 

引用部分は「日本一やさしい株の学校」より

内容を詳細に知りたい方はこちらの本をご覧ください