日本一やさしい株の学校 書評4~投資判断を促す指標~




実際に株を購入するときには数千ある企業の中から選ばなければなりませんが、ひとつずつ企業の決算書を見ていくわけにもいきません。そこで投資判断を促す指標を活用することになります。

ある一定の条件で企業を選出する作業をスクリーニングといいますが、このときに指標が役に立ちます。

関連記事⇨日本一やさしい株の学校 書評3~企業の業績を数字で見る~ 

 







基本的な指標一覧

EPS(Earnings Per Share)1株あたりの利益

EPS(1株当たりの利益)= 当期純利益
期中平均発行済み株式数

前期または過去数年の数字の推移を確認することでEPSが増加していれば、企業のもうける力=収益力が高まっていることを表し、株価上昇の期待がある。

EPSという指標は今まで見たこともありませんでしたが今後は見ていきたいと思います。ただEPSがどれぐらい増加していればどれぐらい収益力があるのかいまいちピンときませんね。この辺りは経験なんでしょうかね。

 

BPS(Book value Per Share)1株あたりの株主資本

BPS(1株当たりの株主資本)= 資本(純資産)
発行済み株式数

企業が解散したとき、資産を処分して債務を返済した後に残る株主の取り分を表している。数値が高いほど安定性は高い。

BPSも過去数年の推移をみて判断するということですが現状ではどのような推移になればいいのかさっぱりわかりませんので今後勉強していきたいです。

 

EPS・BPSについては標準の数値がないようなのでどちらも経験則による判断が必要だと感じました。

 

PER(Price Eamings Ratio)株価収益率

PER(株価収益率)= 株価
1株当たりの利益(EPS)

投資した金額が何年分の利益で回収できるかを示している。一般的に10倍以下では割安とされている。

PERは私がスクリーニングするときに特に参考にしている指標です。PER10倍ということは投資した金額を10年で回収できるといった意味なんですね。この辺りも知りませんでした。

 

PBR(Price Book-Value Ratio)株価純資産倍率

PBR(株価純資産倍率)= 株価
1株当たりの株主資本(BPS)

PBRが1倍ということは、株価と企業の解散価値が等しくなる状態で、理論上考えにくい。しかし業績不振などを理由に1倍割れの銘柄も見受けられる。2倍以上を割高、1倍未満を割安とされている。

PBRはあまり使用したことはないですが説明を見ると2倍以下が割安という感じでしょうか。

 

ROE(Return on Equity)自己資本利益率

ROE(自己資本利益率)= 当期純利益 ×100(%)
自己資本

数値が高いほど効率よく稼いでいることを示している。10%を超えると投資対象としては有望。ただし負債(他人資本)が多いと相対的に自己資本比率が下がってしまい、ROEの数値を押し上げてしまうので注意が必要。

ROE数値単体で見るだけでなく、自己資本比率にも目を配る必要があるんですね。ROEは10%を超えると投資対象として有望とあるのですがどの当たりまでが適正なのかはこれから勉強していきたいところです。

 

ROA(Return on Asset)純資産利益率

ROA(純資産利益率)= 当期純利益 ×100(%)
総資産

数値が高ければ経営効率がよいことを示します。5%程度が目安ですが、大規模な装置を必要とする製造業では1%程度になる場合もあります。

まったく知らない指標でした。業種によって適正値は異なってきそうですね。

 

配当利回り

配当利回り= 1株当たりの配当金 ×100
株価

株価に対する年間配当金の割合を示したもの。

海外の株式では5%程度のものもごろごろしている印象がありますが日本では3~5%程度が多いような印象です。高い利回りは魅力的ですが財務体質もチェックしておきたいですね。

 

配当性向

配当性向= 1株当たりの配当金 ×100
1株当たりの利益(EPS)

企業がもうけた利益をどれだけ株主に配当するか、その割合を表したもの。配当性向の数値が高い企業は、多くの利益が株主に還元されていることになります。

配当性向については少し前に知ったのですがたまに100という数字の企業もありました。これってもうけを全部還元してるので今後の設備投資や事業拡大費用はどうするんだろう?と疑問に思ったことがあります。

 

指標は組み合わせて使用するべき

主だった指標を見てきましたが、単独ではいい企業を見つけられないという印象を受けました。かと言ってすべての指標を当てはまれば該当するものがないような気もします。

自分なりのこれらの指標をどう使っていくかが課題となりますね。

 

引用部分は「日本一やさしい株の学校」より

内容を詳細に知りたい方はこちらの本をご覧ください