人生は攻略できる




橘玲著「人生は攻略できる」を読了しました。過去多数の著作を出しているのでそれらを読んだことがある人は特に目新しい発見はないと思います。今回の著作は若者向けに書かれているみたいですね。

私も過去作を何冊か読んでいるので目新しいものはありませんでしたが基本的に大事なことと今後はさらに重要度が増すだろうなと感じたことがあるので記事にしてみました。

橘玲作品で同じようなことを何度も言うのはネタ切れというよりもおそらく重要な事柄に絞っていくとそれしか残らないからだと感じます。




人生攻略の三本柱

お金(金融資本)

現在の資本主義社会システムではお金がないと何もできないことを意味しますね。貨幣経済は硬貨や札といった物質的なものは減少してくかもしれませんがその仕組み自体はしばらく続いていくことでしょう。

つまりお金という金融資本を効果的に使えば使うほど人生は攻略しやすいということになります。

仕事(人的資本)

親が大金持ち、ギャンブルで一攫千金を当てるなどがなければ一般的には何らかの仕事に従事することになります。人的資本を用いてお金という金融資本を増加させるということですね。仕事にはお金を増やすこと以外にもスキルをアップさせるという効果もあります。

多くの人はサラリーマンとして人的資本を活用しますが、そこから得るスキルによってサラリーマンから脱出して独立できる人もいるでしょう。サラリーマンの場合は年齢を重ねるごとに人的資本はどんどん少なくなっていきます。

先ほどの金融資本はどんどん増加していく可能性が高いので対照的ですよね。人生を攻略していくためにはお金(金融資本)と仕事(人的資本)をバランスよく育てていく必要があるでしょう。

愛情・友情(社会的資本)

社会的資本は目に見えないかもしれませんが人生攻略においての重要度はもっとも高くなるかもしれませんね。愛情や友情といった情がなく無味乾燥な人生ほどつまらないものはないでしょう。

友情は相手がいないと成立しませんが愛情は自分自身に愛情を持つことも大事なので誰でもが感じることのできる感情だと思います。自分のことなんてどうでもいいという人もいるんでしょうが、知らずのうちに他者から愛情または友情を向けられることもあるでしょうから、このような情が絡まない人生を歩んでいる人はあまりいないと思われます。

伽藍を捨ててバザールへ向かえ

こちらも橘玲著作の中にはたびたび出てきますが今後は最も重要な考え方になると感じています。「伽藍を捨ててバザールへ向かえ」とは閉鎖的な環境(会社)でリスクを取らずにいるよりもバザール(グローバル市場)に出ていろいろと挑戦してみようということです。

閉鎖的な環境(会社)で一度失敗をしてしまうと全員が知ることになり新たなチャレンジがしにくくなります。しかしグローバル市場においては失敗したからといって全員に周知されることはなく何度でもチャレンジしやすい環境であるということですね。

簡単に言うと会社で一度ついたイメージを払拭するのは難しいということです。良いイメージならいいですが悪いイメージだともうどうしようもありません。

もちろん現実には一足飛びに会社を辞めたりすることはできませんから、会社に軸を置きながらも会社以外での活動をした方が良いということになりますね。

これはお金を稼ぐということもありますが、将来的に何が役に立つかわからないことを考えると自分の興味ある分野には手を出しておいて損はないでしょう。

会社や限られた生活環境の中にいるとどうしてもしがらみあるので自分がやりたいことがあってもなかなかできない状態になるかもしれません。それならいっそまったく違った世界をのぞきに行くというのもおもしろいと思います。

人生を攻略し豊かな生き方をしたいならルールを理解して最大限に活用しよう。

コメント

  1. プライア より:

    三本柱ねえ。まずは主題からそれるけど立場上、親が金持ちか一攫千金当てなきゃ仕事に従事することになるという決めつけにはツッコんどかんと気が済まんw

    ずっと苦手として来た3本目の柱に専念中やが、デジタルに対応できる他2本と違って難易度高いよな。そして幸福度と直接的にリンクしてる印象。他2本って間接的やもんなあ。

    • プライアさん
      幸福度って自分の気持ち次第だからどうしても浮き沈みがあるよね。
      贅沢かもしれんけどいつでも幸福100%っていうのも何かつまらないと感じることがあるかもしれん。

  2. 見知らぬ男 より:

    「人生は攻略できる」は、私も読みました。
    タイトルから、内容的には「幸福の資本論」をアレンジしたものであろうことは予想できていました。
    過去の本の焼き直しとかを前提で読んだので、結構面白かったです。
    橘玲氏が自身を、僕と呼称しているところに若者向けに書いていることが窺えました。
    今の20~30代の人で、橘玲氏の本を読んでいるのは余りいないと思うので、20~30代の人に向けて書いた本というのはいいんじゃないかと思いました。
    幸福について書いてあるところは、全世代に当て嵌まるかなと感じました。
    逃れられない人の基本設計(幸福は長続きしない等)を前提に幸福になる努力をすることは、大事なことだなと教えられました。

    • 見知らぬ男さん
      20~30代向けの書籍だと考えると妥当な内容でしたね。
      基本路線は変わらない主張なので目新しことを求めるのではなく復習感覚だといいかも。

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